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【食と健康 ホントの話】近眼予防・抑制に屋外活動が関係 「強度近視」なら失明リスク増 (1/3ページ)

 子供の頃に「暗いところで本を読むと目が悪くなる」と言われた人は多いだろう。これは半分は本当のことだ。

 現在では遺伝以外の近視の原因は--

 (1)近業(近くを見る)作業時間の増加

 (2)屋外活動時間の短縮

 などがわかっている。暗い中で本を読むとどうしても目を近づけることになるし、暗いところでの作業は屋外ではないためだ。半分当たっているとした理由は、照度の問題ではないため。

 とくに(2)が近視予防、抑制に重要なカギを握ることがわかってきた。その理由は、近業作業が多くても屋外作業が多いと有病率・リスクが下がり、近業作業が少なくても屋外作業が少ないと、有病率・リスクが上がることがわかってきたためだ。

 「近視はならないほうがよいが、メガネやコンタクトレンズで矯正すれば支障はない」と思っている人もいるだろう。確かに、ある程度矯正して日常生活をおくれる程度の近視なら問題はない。非常に強い矯正を必要とする「強度近視」になると、失明のリスクが増すこともわかってきた。

 近視の研究をしている慶應義塾大学医学部眼科学教室特任講師の森紀和子医師は、強度近視の危険性についてこう話す。

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