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【BOOK】力道山、ディズニーアニメ、アポロ11号…昭和の子供の思い出はブラウン管の中 牧野良幸さん『少年マッキー僕の昭和少年記1958-1970』 (3/3ページ)

 --音楽シーンも活気ある時代

 「美空ひばりの『柔』、ザ・フォーク・クルセダーズの『帰って来たヨッパライ』などとグループサウンズ。洋楽はもちろんビートルズ。でも、岡崎の少年は彼らの来日のニュースも知らなかった。日本中の若い男たちが長髪になっていくのだけはわかっていました。エレキギター『テケテケテケ~』のベンチャーズも好きでした」

 --青春記、少年記を書いて、さて次は

 「2021年末に『オーディオ小僧のアナログ放浪記』の出版が決まっていますが、還暦を過ぎた世代の生き様、老後を綴ってみたいですね」

 ■『少年マッキー僕の昭和少年記1958-1970』

 「もはや戦後ではない」といわれた高度成長期に愛知県岡崎市で子ども時代を過ごした筆者のイラストエッセー。幼少期は鉄腕アトムや鉄人28号の実写版のおぼろげな記憶。小学校入学の年は東京オリンピック。

 エレキブームに沸く頃は怪獣映画とプラモデル、ソノシートに夢中。大阪万博開催の1970年までの懐かしい昭和少年記である。

 ■牧野良幸(まきの・よしゆき) 1958年愛知県出身。62歳。関西大学社会学部卒業。81年に上京。銅版画、石版画制作を始め、レコードジャケット、雑誌、単行本、WEBにイラストを描く。音楽やオーディオへの造詣も深く、音楽雑誌「CDジャーナル」にイラスト・エッセー「僕の音盤青春記」、WEBでは「サライ.jp」で「面白すぎる日本映画」を連載中。著書に『牧野式 高音質のすゝめ』、『コワフの消えた鼻』など。

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