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【いまさら聞けない高血圧】遺伝があっても生活習慣改善で回避可能! 減塩や運動が大切、必要に応じて薬の活用を (1/3ページ)

 高血圧治療の第一人者である大阪大学大学院教授の楽木宏実医師に、「いまさら聞けない基礎知識」を解説してもらう連載の3回目は「遺伝」と「生活環境」について。「親が高血圧だから…」とあきらめている人は、これを読んで意識を変えるきっかけにしてほしい。

 

 高血圧になる、ならない、を決める成因は、大きく2つに分けられます。1つは生活環境、もう1つは遺伝です。

 糖尿病や脂質代謝異常症を「生活習慣病」と呼びますが、高血圧も立派な生活習慣病です。塩分の摂り過ぎや運動不足、肥満など、生活習慣の乱れが血圧を高めていくのです。

 家庭ごとに「好みの味」があります。濃い味付けの料理を毎日食べ続ければ、当然その一家は揃って高血圧になっていくリスクを高めることになりますが、これは味付けを薄くすれば済むこと。努力次第で克服できます。

 一方の遺伝はどうでしょう。もしあなたの両親のうち、片方が高血圧でもう片方が高血圧でない場合、あなたやきょうだいが、高血圧になる確率は単純には5割程度です。

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