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【食と健康 ホントの話】まずは歯のケアが大切! むし歯の原因菌が脳出血に関与 (1/3ページ)

 脳ドックを受けて、「微小脳出血」と診断される人は少なくない。MRI(磁気共鳴画像)検査で見つかる無症状の、文字通りのわずかな脳出血。これがあると、将来の脳卒中(脳出血・脳梗塞)のリスクが高いと考えられているが、詳しいことはわかっていない。

 この微小脳出血の出現が、むし歯菌の一種によってもたらされている可能性が高いことがわかった。国立循環器病研究センター脳神経内科の研究チームが、大阪大学大学院歯学研究科(ともに大阪府吹田市)口腔分子感染制御学講座と慶應義塾大学医学部内科学〈神経〉(東京都新宿区)らの国際共同研究グループとともに行った研究を紹介しよう。

 むし歯の原因菌として知られるミュータンス菌のうち、「コラーゲン結合タンパク(cnm)陽性ミュータンス菌」は、血管壁のコラーゲンと結合し止血作用を阻害することがわかっている。この“悪玉むし歯菌”が、歯周病による歯ぐきの出血や、抜歯などの出血する歯科治療などにより口の中から血管に入り込み、血流に乗って脳血管へ。生活習慣や年齢の影響によってほころびが出た脳血管壁のコラーゲンに接着し、炎症を起こし、出血を止める血小板の働きを抑制することで、脳出血を引き起こすのではないかと考えられている。

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