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【マンガ探偵局がゆく】テレビで見た「レインボーマン」 ヒーロー特撮が『週刊少年マガジン』で漫画に (2/2ページ)

 マンガは放送にあわせて『週刊少年マガジン』で、『八丁堀』(小池一夫・原作)などの青年マンガで知られる小島利明が作画を担当し連載。ほかに、『テレビマガジン』、『おともだち』にあだち充、『テレビランド』に菅野誠、『冒険王』に小畑しゅんじがそれぞれ作画担当したものが連載された。単行本化されたのは『少年マガジン』の小島版だけで、新書判の講談社コミックスで全4冊が出た後、B6判の大都社スターコミックスで全2冊で再刊された。小学校低学年の依頼人には気付かなかったかもしれない。

 小島版は、第1話「ダイバ・ダッタ」から第4話「キャッツアイ作戦」までが、テレビの13話までと同じストーリー。第5章「拝魔教の予言」以降はオリジナルストーリーになる。テレビ版最終回では行方不明になるミスターKも、小島版では自らつくった細菌兵器で滅んだことになっている。

 現在は、オンデマンド単行本がコミックパークから出ている。

 ■中野晴行(なかの・はるゆき) 1954年生まれ。フリーライター。和歌山大卒業後、銀行勤務を経て編集プロダクションを設立。1993年に『手塚治虫と路地裏のマンガたち』(筑摩書房)で単行本デビュー。『謎のマンガ家・酒井七馬伝』(同)で日本漫画家協会特別賞を受賞。著書多数。

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