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【HPVワクチンに女性も男性も注目せよ】男性のウイルスはペニスに長期存続 感染したらパートナーも検査を (2/3ページ)

 しかも、ウイルスに感染して、実際にイボが目視で確認できるまでは3週間から8カ月と個人差があるため、心あたりがあってすぐ検査しても症状を確認できないと治療は先延ばしになる。

 もし症状が出てから放置しても、約3割の人は自然治癒するが、残る7割はイボが増大し、時には悪臭も。何より無自覚に、パートナーへ感染させる危険が生じる。治療はイボの切除、レーザー治療、薬の塗布などだが再発率は30%以上。イボの消失後1年以上は要注意で、性交時のコンドーム着用は必須となる。

 男性のHPVウイルスを長年研究している泌尿器科専門医、北村唯一氏が実施した「性の健康医学財団の研究プロジェクト」(2011年9月~14年12月)を見てみよう。泌尿器科男性患者における亀頭HPVの年齢別検出率は、751例のうち平均検出率が25%。そのHPV陽性者の中で20歳以上で高リスクの52型が28・5%、51型11・5%、16型10%、18型8%。あらゆる年代で高リスク型HPVが検出されており、高齢者も感染源になりうるという。

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