【リストに加えたい有名人の店】なぎら健壱がオーナー「下町もんじゃ焼 らくらく」東京・学芸大学

2010.07.28


らくらくのオーナー、なぎら健壱の息子、柳楽さん【拡大】

 下町にも精通しているフォークシンガー・なぎら健壱がオーナーのもんじゃ焼きの店だ。

 入り口は、駄菓子屋さんを再現。下町をイメージしたレトロな店内は、どこか懐かしい雰囲気。

 「駄菓子の仕入れは父が担当しているんですよ」と語るのは、ここの店主である、なぎらの長男・柳楽詠人さん。

 なぎらが店を始めたきっかけは、学芸大学に引っ越してきたとき、自分好みのもんじゃ焼き屋がなかったので、作ったのだという。何ともなぎららしい、肩肘を張らない簡単な理由だ。

 「オープン当初は、母にも手伝ってもらい、家族で協力し合って店を作りました」と詠人さん。まさに絵に描いたような円満家族。

 店は、学芸大学東口商店街という好立地のため、芸能人もこぞって来店する。壁にはサインがズラリと並ぶ。大物歌手のI・Y、T・K、お笑いグループBのT、CのUなどの名前も。またブラザー・トムや袴田吉彦は常連客だという。

 もんじゃは、化学調味料を使わず、出汁は、鰹節、日高昆布などから丁寧に取ったものを使用。定番メニューから、「トムヤムクンもんじゃ」「麻婆豆腐もんじゃ」(各1300円)などの変わり種まで、約30種が揃う。また「駄菓子屋もんじゃ(素もんじゃ)」550円に、好みのトッピングと合わせ、“カスタマイズもんじゃ”を作ることもできる。

 一番人気は、「もち明太子チーズもんじゃ」1200円。何と! 明太子が丸ごと一腹乗っている太っ腹。採算が取れるように、北海道からたらこを仕入れ、店で漬けて自家製めんたいこを作っているという。出汁の効いたもんじゃは、チーズとモチがとろけ、優しい味わい。めんたいこのうま味が口の中に広がり、絶品だ!

 なぎらと詠人さんは、2人でよく飲みに行くほど、仲良しだという。

 「2人とも性格が似ていて、一緒にいると気を使い合っちゃうんですけどね」と詠人さんは苦笑い。

 この下町情緒あふれる雰囲気は、家族愛に満ちた、なぎら親子だからこそ出せるものなのかもしれない。

 ■東京都目黒区鷹番2の19の23 サンビームプラザ3F。(電)03・3793・5123。17〜24 第2と第4木(※祝日の場合は営業)・年末・年始休。