「恋活」お気楽だけど

2014.06.27


複雑な女性心理を紐解いて心安らぐ結婚生活に至ってみたいもの【拡大】

 年齢や収入で判断されがちな婚活を残念に思い、若い頃のように恋愛がしたいと恋活に励む中高年が増えている。一方で、その傾向に苦言を呈する結婚アドバイザーも多い。そんな中高年の恋活事情を紹介する。

 「あからさまに年収を聞いてきたり、なかにはスーツや腕時計をジロジロ眺めて値踏みをする女性がいるんですよ」

 苦い経験を振り返り、ため息を漏らす佐藤正さん(52、仮名、以下同)。婚活を休止し、恋活に勤しんでいるという。

 収入や社会的地位だけで見極められるのは不本意。それなら恋愛を楽しんだほうがいい、と考えるようになるのも理解できる。

 婚活から恋活に方向変換した佐藤さん。以前から憧れていたスキューバダイビングのスクールに通い始め、千葉や和歌山のダイビングスポットに出かけるうちに彼女ができたと喜ぶ。

 「精神的にも金銭的にも今さら束縛されたくないですよね。一緒に暮らすことがあっても共同生活ですね」

 このように結婚を考えていないことをほのめかす。

 そんな傾向を心配するのは、結婚相談所ganmi(がんみ、東京都目黒区)の三島光世代表。

 「女性だって人物本位で選びたいんですよ。それでも、幸せな結婚生活を営むには先立つ物が必要でしょう。女性が結婚に求めるのは何より安定なんです」

 三島代表いわく、収入を気にはするものの、多くが法外なものを求めているわけではない。

 「大手企業に勤めている人や能力のある人は別として、多くは厚生年金や福利厚生もない派遣やパート社員です。そうなるとパートナーの収入が気になるのも致し方ないのではないでしょうか」(三島代表)

 そうした社会背景を理解し、女性と接すると、年収を聞かれる不快感は払拭されるのではないかというのが、三島代表の提言。

 「女性のために結婚を、といっているように聞こえるでしょうが、恋愛は束縛がない分、いつ解消するか予測がつきません。そのときの喪失感は中高年者ほど痛手になるんですよ」

 女性の立ち直りは早いが、男性はいつまでも立ち直れないケースが多いと経験則から語り、こう続ける。

 「年収に自信がなくとも、こうすれば2人で十分にやっていけるのではと、将来のビジョンを語り合ってみてはいかがでしょう。何より、女性は精神的な安定を求めているのです。それを得られるなら、多少の苦労は共にしようと思うものですよ」

 結婚に比べ、恋愛はお気軽ではあるが、年を重ねれば生涯の伴侶を欲するようになりがち、とはよく言われること。ここはあきらめず婚活を続けたほうが、という意見に耳を傾けるのが得策のようだ。 (葛西由恵)

 

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