江戸庶民の滋養強壮ドリンク「甘酒」

2016.05.30

甘酒
甘酒【拡大】

 その昔、甘酒は江戸の庶民の間で一種の精力剤だったという説がある。

 江戸風俗史の専門家U氏もいう。

 「精力剤というとアレですが、当時の文献を読むと、夏バテ対策のスタミナドリンクとして飲まれていたのは事実です。夏になると、あちらこちらに甘酒売りが出没し、庶民たちはこぞってこれを買い、飲んでいたようです」

 甘酒といえば冬のものというイメージが強いが、色好みの江戸庶民の間では、夏にこそ飲む「滋養強壮ドリンク」だったらしい。実際、効果はあるのだろか。

 「江戸庶民の行動は理にかなってますよ。米麹を発酵させることで作られる甘酒には、疲労回復や下半身増強の素になるエキスがぎっしり詰まっています。各種ビタミン、欧米ではセックスミネラルとも呼ばれるアルギニン、精子生成の素になる各種アミノ酸など、その栄養は多岐に渡り、医療関係者の中には“飲む点滴”と呼ぶ人もいるくらいです。さらに特筆すべきは、豊富なブドウ糖。弱った体と脳を一気に活性化させる物質であり、これによって即効性も生じてきます」

 古来より夏のスタミナ食材といえば鰻が有名だが、値段が高すぎる。

 甘酒なら、誰もが手軽に買えるし、調理の手間もなくて簡単に摂取可能。ぜひ、お試しあれ。89点。

 

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