重度のEDにも効果「ICI療法」 薬剤は微量で痛みもほとんどなし

2016.06.09

患者に合わせて数種類の薬を調合する
患者に合わせて数種類の薬を調合する【拡大】

  • <p>林雅之院長</p>

 ED治療薬(PDE5阻害薬)の有効率は70〜80%。これまでED治療薬に頼ってきたが、持病の糖尿病や加齢が進み、薬が効かなくなってきた。そんな人でもあきらめてはいけない。ED治療の第2選択肢として「ICI療法(陰茎海綿体注射)」がある。どれほど効果が期待できるのか専門医に聞いた。

 【注射で強制的に勃起】

 心臓病で硝酸薬(ニトロ)を服用している人、透析中の患者、重度の肝障害がある人などはED治療薬が使えない。また、脊髄損傷、前立腺がんや大腸がんの手術で勃起神経を切断している人は、ED治療薬を飲んでも効かない。そんな人たちの救世主になっているのがICI療法だ。

 10数年にわたる治療実績をもつ「ファイトクリニック」(東京・新橋)の林雅之院長が説明する。

 「ICI療法は、ペニスに直接、血管拡張薬を注射する治療法で、有効率は98%とされています。当院でも2000人ほどに実施していますが、十分に勃起しなかったのは3人だけ。よほど重度の動脈硬化でペニスの血管が障害されていない限り、ほとんどの人はカチカチに勃起します」

 ED治療薬は飲んでも性的刺激がなければ勃起しないが、ICI療法は性的刺激がなくても自分の意思に関係なく勃起する点が大きな違い。脳や神経は関与せず強制的に勃起させるので、性欲減退や強い心因性EDであっても効果がある。

 【2時間近く持続する】

 注射というと「怖い」「痛い」イメージがあるが、注射針は髪の毛ほどの極細で、薬剤も1回0・2〜0・5cc(涙2〜3滴程度)と微量なので痛みはほとんどない。

 「注射の仕方は初診時にテストを兼ねて指導します。そして薬剤の入った注射器を処方しますので、それを普段は冷蔵庫で保管してもらい、セックスする直前に自分で自己注射するのがICI療法のやり方になります」

 薬剤は、年齢やEDの度合い、持病の有無などで量や調合を変える、その人に合わせたオーダーメード。注射後5〜10分でムクムクと勃起し、1時間半〜2時間くらいまで持続するという。自由診療で費用は同院の場合、テスト注射込みの初診料は1万円、その後の再診料はなく注射1本(1回分)につき6000円だ。

 「1度経験すれば『こんなに簡単なの』と思うはずです。患者さんの多くが『人生が変わった』と喜んでくれています」 (水川信吾)

 

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