妻の「夫源病」は心満たして防げ 相手を思いやる愛情が大切

2016.06.23

満たされないセックスは夫源病の要因に(写真はイメージ)
満たされないセックスは夫源病の要因に(写真はイメージ)【拡大】

  • <p>林雅之院長</p>

 夫の心ない言葉や無神経な振る舞いがストレスとなり、妻の身体に更年期障害のような不定愁訴が現れる「夫源病」。ED治療を専門とする「ファイトクリニック」(東京・新橋)の林雅之院長は、「夫源病の要因の1つにセックスも関係する」と指摘する。

 【夜の営みで関係修復】

 夫の日常的な何気ない言動が、妻にとってストレスになっていることが少なくない。その状態が長年続き、積もり積もって妻に頭痛やめまい、動悸(どうき)、不眠、気分の落ち込みなどの不定愁訴が現れるのが夫源病だ。それを夫たちは自覚できないから厄介なのだ。

 「若いころであれば、いくら激しい夫婦げんかをしても翌朝には仲直りしていることも多かったはずです。それはセックスという仲直りのコミュニケーションがあり、妻の心も満たされたからです。しかし、中高年になるとセックスがなくなり、あっても雑で手抜きのセックス。余計に妻の不満が高まり、病状を悪化させてしまうのです」

 夫源病を治すには、妻に不平不満を吐き出してもらい、夫婦間のコミュニケーション不足を改善しなければいけないという。もちろんセックスの見直しも大切だ。

 「これまでのセックスを振り返ってみて、男性本位の身勝手なセックスをしていたのなら、妻への奉仕型のセックスに切り替えるべきです。それにはED治療薬やローションを使って、ゆっくり時間をかけて愛撫(あいぶ)してあげるのです」

 セックスレス夫婦であれば、妻にマッサージをしてあげるなど、少しずつスキンシップを増やすだけでもいいという。

 【セックスが減る理由】

 夫婦は長年連れ添うと、なぜ相手に対する性欲が薄れるケースが多いのか。本来、人は恋に落ちているときは、脳内にPEAというホルモンが大量に分泌される。それが脳に快感をもたらし、性欲を高めるという。

 「ただし、この天然のホレ薬には賞味期限があって、同じ相手でPEAが分泌される期間は3〜4年に限られるのです。離婚するタイミングも世界共通で、結婚後、4年目くらいが多いといわれています」

 PEAの分泌が期間限定なのは、「脳内麻薬」と呼ばれるほど強い作用をもつため、長く分泌が続くと、受け止める脳内の受容体が破壊されるからといわれている。

 しかし、性欲は薄れても相手を思いやる愛情が大切。妻の夫源病を防ぐためにも、「満たされたセックス」というコミュニケーションは残しておこう。 (水川信吾)

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。