健康のためにもセックスライフを楽しもう スキンシップがないと悪循環

2016.06.30

仲のいい夫婦は健康的?(写真はイメージ)
仲のいい夫婦は健康的?(写真はイメージ)【拡大】

  • <p>林雅之院長</p>

 健康とセックスには密接な関係がある。ペニスの血管は動脈硬化が真っ先に現れることから、勃起は健康のバロメーターといわれる。しかし、セックスそのものにもさまざまな健康効果が報告されている。ED治療を専門とする「ファイトクリニック」(東京・新橋)の林雅之院長に聞いた。

 【ストレスの軽減効果】

 日本人夫婦のセックス離れが進んでいるが、なぜセックスしなくなるのか。その原因について、厚労省研究班のアンケート統計では、「仕事で疲れている−男性26・6%、女性15・1%」「出産後何となく−男性13・6%、女性21%」「面倒くさい−男性9・3%、女性18・8%」となっている。多くが仕事や家事で強いストレスを抱えており、疲れ切っていてセックスどころではないというのが本音のようだ。

 しかし、林院長はそれが悪循環を招いていると指摘する。

 「男性は強いストレスにさらされていると、男性ホルモンが減少して性欲が低下します。女性もセックスをしていないと、スキンシップで分泌される愛情ホルモンであるオキシトシンが減るので夫に対する愛情が薄れてしまいます」

 英国の研究では、セックスをしている人の方が習慣的にしていない人よりもストレスが低く、血圧が安定するという結果が出されている。強いストレス社会に打ち勝つには、夫婦お互いが満足いくセックス習慣をもつことが大切という。

 【病気のリスクが低下】

 単にセックスの消費カロリーを考えただけでも、30分のセックスで85キロカロリー以上を消費。立派な運動習慣になる。

 「海外の最近の研究では、セックスを週に1〜2回する人は免疫グロブリンAという免疫物質が多いことが分かっています。かぜやインフルエンザなどの感染症の抵抗力が高まるのです」

 米国と英国で別々に行われた男性を対象にした研究では、セックスの回数が「1カ月に1回以下」の人と比べて、「1週間に2回以上」の人の方が心臓病の発症リスクが低いことが分かっている。これは心臓病の原因となる動脈硬化が関係していると思われるという。

 男性の射精回数(オナニーや夢精も含め)と前立腺がんのリスクの関係を示す研究結果も相次いで報告されている。

 「米国で男性の医療従事者約3万人を追跡調査したところ、1カ月当たりの射精回数が21回以上の人では、4〜7回の人に比べて前立腺がんのリスクが2割低下するという結果が出ています」

 健康のためにもセックスライフを楽しもう。 (水川信吾)

 

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