おなか下したら紅茶でホッとひと息 腸は“第二の脳”

2016.07.25

マリリン「紅茶は副交感神経を優位にし、勃起を促します」(深澤宏太撮影)
マリリン「紅茶は副交感神経を優位にし、勃起を促します」(深澤宏太撮影)【拡大】

 気温も上昇し、いよいよ夏らしくなってきました。熱中症予防のために多めの水分摂取を心がけますが、ついつい飲み過ぎてしまい、おなかを壊してしまうこともあります。

 男性は特に、下痢の症状に悩まされている方が多い。理由のひとつとして、お酒を飲み過ぎることと、それにともない脂っこいものをよく食べることが挙げられます。アルコールや冷たい飲料、揚げ物などの油分のせいで胃腸に負担がかかり、消化不良を起こしてしまうのです。

 下痢を抑えるのに有効なのが、紅茶を飲むこと。温かい紅茶が胃腸を穏やかにして、スムーズな活動を促してくれます。それと、紅茶にはペクチンという水溶性の食物繊維が含まれていて、便の水分を吸い取って硬さを保つ働きをしてくれます。また渋みのもとであるタンニンという成分には粘膜を修復する『収斂(しゅうれん)作用』というものがあり、腸内の荒れを修復して便の調子を整えてくれます。

 そして、下痢を発症するもうひとつの理由がストレスです。男性は女性に比べてストレス耐性が低いものです。ストレスを感じると自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経のバランスが崩れます。

 腸は、“第二の脳”と言われるほど、多くの神経細胞が存在する臓器です。自律神経が乱れると、その影響を受けて働きが鈍くなり、下痢を発症してしまいます。

 自律神経は、精力とも深い関わりがあります。副交感神経が優位となっているときに勃起が促されるため、バランスが崩れれば精力減退に繋がります。ひどければEDといった状態にもなりかねません。下痢の原因が自律神経の変調によるものであるのなら、精力への悪影響も懸念されます。

 下痢の症状が続くようなときは、焦らずむしろ紅茶を飲んでホッとひと息つくような余裕を持つといいかもしれません。

 ■山下真理子(やました・まりこ) 医師。京都府立医大卒。美容やアンチエイジングに関する講演を数多く行う。著書に「女医から学ぶ あなたの魅力が10倍増すセックス」(ぶんか社)。

 

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