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佐藤めぐみ

芝居のめぐみ実感 (06/26)

 さとう・めぐみ 女優。1984(昭和59)年11月17日生まれ。東京都出身。21歳。A型。3歳半から小学校高学年までバレエを習う。13歳のとき東京・原宿の竹下通りでスカウトされ芸能界入り。2002年「日テレジェニック」に選出。昨年は舞台版「世界の中心で、愛をさけぶ」のヒロイン役が注目される。7月14日スタートのTBSドラマ「タイヨウのうた」に出演。
 桜沢エリカの人気漫画が原作の映画「天使」は、DVD版(ハピネット)が発売中。この後の映画出演作は、「ラブ サイコ〜二人の女〜」(岡嶋寛人監督、7月公開)、「青春★金属バット」(熊切和嘉監督)が控えている。
佐藤めぐみ
佐藤めぐみ

【役を通して自分の気持ち考えられる】

 映画、ドラマ、舞台と、このところ露出度がグンと増している正統派美人の注目株。彼女を育てた原点とも言うべきドラマが「3年B組金八先生」だ。第6シリーズ(2001年10月〜翌年3月)の放送中に17歳の誕生日を迎えた。

 「まだ女優といえるような年じゃなかったので、もうちょっとやりたい、もっと知りたいな、って思いました」

 単なるアイドルの学園ドラマとは趣が異なる。第6シリーズといえば、性同一性障害に悩む生徒(上戸彩)や、父親が服役中の男子生徒らが登場する深刻な脚本(ほん)。彼女自身も、情緒不安定な男子生徒の不安を和らげるため“母性”を発揮する優等生、赤嶺繭子役をこなした。

 兄貴分風のマネジャー氏の分析だと、「ノリやすくて、落ち込みやすい」性格。武田鉄矢演じる金八先生に、うまく乗せられたのか、「ことわざなどを本当の先生のように説明してくれて、いつの間にかカメラが回っているという状態でした」と振り返る。「あのとき、ボロクソに言われてたら、ヘコたれて女優やってないかも」とも。

 以来、演じることの楽しさに目覚めた。「台本と向き合うと、役を通して自分の気持ちを考えることができる。ふだん、自分の心理状態なんて考えないじゃないですか。この仕事をやめたら絶対、人生つまんなくなると思います」

 半面、「月に何回か、つらくてもうやめたいとか思うことがあるんです」と、隣のマネジャー氏を慌てさせる。それだけ、女優業に全力投球している証だろう。

 今年1月公開されたファンタジー映画「天使」(宮坂まゆみ監督)では、天使役の深田恭子から、キスの洗礼を受けた。「あれは、好きなシーンですね」

 家出したペットのネコ探しをしているうちに、コンビニエンスストアの店員(内田朝陽)と、恋に落ちる役。恋愛が成就する直前に、天使から頬にキスが。ただ、ひとつだけ問題があった。

 「私、ネコ好きなんですけど、実はネコアレルギーなんですよ」

【中谷美紀さんみたいな演技の幅がほしい】

 撮影中は、ムズムズと戦いながら、乗り越えた。コンビニといえば、実際に中学時代、行きつけの店のイケメン店員に恋をしたことがあるという。

 「毎日買いに行くと、何だこのコ? って思われそうだから、毎日前を通って、1週間に1回は買いに行く。いつもドキドキしていました」

 今は、とにかく演じることに熱中。他になりたいものなんてない?

 「それが、あるんです。パティシエになりたい。老後の夢です!」

 こりゃまた、現実的ですね。「時間があるときに、お菓子の専門学校に行きたい」というから真剣。仕事場にも、手作りお菓子を持っていくほどだ。

 じゃ、もうちょっと目先の目標は? と聞くと、間髪入れずに、「中谷美紀さんです」。

 映画「嫌われ松子の一生」を見て感激。「女優ってこれだ! あの役ができるくらい演技に幅が欲しい。あれができたら本望だと思いました」

 質問のたびに、くるくる表情が変わる。人懐っこい笑顔に、女の私も思わず妹にしたくなっちゃった。

ペン・新居由香
カメラ・門井聡