「次回作はそうですねぇ。スティーブン・セガールとエドワード・ノートンが漫才コンビを組むって映画を撮ってみたいですねぇ。それで、M−1に出る、みたいな」
たぶん冗談なんだろうとは思う。ただ、この人が撮るなら見てみたいと思わせるから不思議だ。
【破綻した物語も上質な“娯楽”に】
なんせ、いままでぶっ飛んだ映画を何本も撮ってきているのだから。デビュー作の「ポルノスター」は、無軌道な青年がナイフを手にヤクザを無差別に襲う話だった。前作「空中庭園」は、崩壊寸前の家庭を取り繕う主婦の話。「笑い」と「間」と、隠し味の「毒」。そんな豊田節で、どんなに破綻した物語も上質なエンターテインメントに仕上げてきた。【続きを読む】
空中庭園
