ぴいぷる

【反町隆史】エイジレスな「年男」仕事も遊びも大物狙い!!

2009.12.28

 20代のころの不良っぽいイメージから、うだつの上がらないサラリーマン、子供をドライブに連れていくパパ…と、役の幅を広げているが、ギラギラとした目は変わらない。場をなごませようと、「ひょっとして来年、反町さんって年男ですか?」と聞いてみたら、困った表情になった。

 「年齢に触れられるのは嫌なのかな…」と不安になると、「おれって何歳になるんだっけ?」とマネジャー氏のほうを振り向いた。本当に忘れてしまっているようだ。

 「普段、自分の年齢のことは意識しないんですよね」と、さわやかな笑みを浮かべながら、「僕は相手のことも年齢で見ていない。年上でも同い年でも年下でも、尊敬できる人のことは尊敬するし」と語る。

 その表情は、やはり若々しい。うらやましくなって、「若さを保つ秘訣は?」なんて月並みな質問をしてしまった。

 「やっぱり、何にでも興味を持つことかな。それと、よく食べて、よく寝て、よく遊ぶのが大事ですね」

 実際、遊ぶときは真剣だ。小学5年のころに始めたバス釣りはトーナメントで入賞するほどの腕前。最近は、茨城・北浦から、流域が広く、水位や流れの変化が激しい利根川にあえて拠点を移している。昨年、琵琶湖で体長64センチの大物を釣った。「20年もかけて釣った大物。剥製にして、宝物にしていますよ」と、少年のように笑う。

 仕事でも“大物”を釣り上げた。来年のテレビ東京系正月時代劇「柳生武芸帳」(1月2日午後4時)で主役の剣豪・柳生十兵衛を演じる。

 3巻そろえると、徳川幕府を転覆するのに十分な資金と情報が得られる柳生武芸帳の争奪戦を描く物語。父・宗矩(高橋英樹)との親子の葛藤も大きなテーマだ。

 時代劇といえば、2002年のNHK大河ドラマ「利家とまつ」で織田信長を演じたが、3年前からプライベートで、知り合いの殺陣師に指導を受けていたという。

 「現代劇では考えられない、斬ったり斬られたりする殺し合いを演じるとき、リアルを追求するためには訓練がどうしても必要。こういうお仕事をいただくときに備えようと、勉強していたんです」

 信長と同様、十兵衛も歴代の人気俳優が演じてきた大役。宿敵・山田浮月斎役の松方弘樹も経験者だ。先輩を前にして、プレッシャーはなかったのか。

 「もちろん、ありましたよ。でも、僕なりの感覚で演じました。松方さんからは殺陣のアドバイスも結構いただいた。松方さんも英樹さんも殺陣のスピードが速く、それでいて体の重心の移動が少ない。とても勉強になりましたね」

 収録が行われた東映の京都撮影所は、3年前のドラマ「戦国自衛隊・関ケ原の戦い」以来。「京都は住みやすい街ですね。松方さんからは、いいお店の資料ももらっちゃいました」とニヤリ。

 松方は釣りの先輩でもある。11月に325キロ超の巨大マグロを釣り上げた。釣り好きとして敬意を表さないわけにはいかないようで、「仕えたい」と冗談を飛ばす。

 「あれだけの大物を釣るのは、データ収集や仲間たちとの協力がないとできない。船や釣り具をそろえるためには、そこそこのお金だって必要。松方さんに今度会ったら、『いくらかかったんですか?』と聞きたいな」。再び少年の無邪気な笑顔を見せた。

 釣りも仕事も、将来が楽しみ。さらに年齢を重ねたとき、どんな“大物”を釣り上げるのか−。

 ペン・宇野貴文

 カメラ・早坂洋祐

プロフィール 反町隆史(そりまち・たかし) 1973年12月19日生まれ、36歳。埼玉県出身。16歳からモデルとして活躍。ドラマ「ビーチボーイズ」(97年)「GTO」(98年)などに出演し、脚光を浴びる。97年に歌手デビュー。「Forever」がミリオンセラーとなり、NHK紅白歌合戦に出場。映画は「男たちの大和/YAMATO」(2005年)「蒼き狼」(07年)など。01年に女優、松嶋菜々子と結婚。2女の父。29日には、テレ東系「開運! なんでも鑑定団」(午後8時54分)に松方らとゲスト出演する。

 

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