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【藤原竜也】蜷川幸雄氏演出の舞台稽古は「人格否定されるところから入りました」 (2/3ページ)

2015.01.09


手にしたのは映画「ST」の主人公が唯一、心を許す人体模型人形「ガッキーくん」【拡大】

 15歳の時に蜷川幸雄氏演出の舞台「身毒丸(しんとくまる)」のロンドン公演で主演デビュー。街で現在の所属事務所ホリプロの女性社員からオーディションのチラシを渡されたのがきっかけだった。

 「実はオーディションでは何度も落とされていたようなのですが、その声をかけてくれた方が毎回のオーディション後に僕の書類を不合格の中から合格に移してくれていたみたいです」

 おかげで最終審査まで進出。蜷川氏の面接と演技テストをクリアし、最終的には自分の力でグランプリを獲得。当時、芝居経験はゼロだった。

 「稽古はかなり過酷でしたね。人格否定されるところから入りました。でも、発声や感情の表現の仕方など初歩的なことも教わり、今振り返ると良い稽古をつけてもらいましたね」

 その後も蜷川氏の“秘蔵っ子”として、数々の蜷川舞台に出演。そこにはある理由がある。

 「勉強させていただくためにやっていますね。蜷川さんは深いところで俳優を見てくれるし、ダメ出しもしてくれます。蜷川さんの舞台に出ると、自己確認ができるんです。稽古の時からレベルが高くて、俳優としてだけではなく人間としても成長させてもらえます」

 今月下旬からさいたま、大阪で上演される蜷川氏演出の舞台「ハムレット」にも主演する。藤原にとっては2003年に同作品のハムレットを演じ、紀伊國屋演劇賞個人賞、朝日舞台芸術賞寺山修司賞、読売演劇大賞優秀男優賞・杉村春子賞など数々の賞を受賞した、記念すべき作品で、今回は新演出となる。

 「また違うものになるでしょうね。あのころは21歳で、話題性と勢いで乗り切ったところもあります。今の自分はもっと深い解釈とか、違うことを求められていますね」

 

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