ぴいぷる

【山崎ハコ】青春時代から遊ぶことも捨てて、欲と情熱だけで走り続けた感じ (2/3ページ)

2015.05.13


山崎ハコ【拡大】

 「私はOLをやって毎日嫌々暮らしていくよりも、苦労しても好きなことをやっていきたいと思うようになってね」

 時は、抒情フォークからニューミュージック創成期へ。彼女を後押しした恩人がラジオ界にいた。深夜の人気番組「パックインミュージック」で“ミドリブタ”の愛称で親しまれたTBSの林美雄アナウンサー(故人)が、魂の叫びのような“ハコの世界”に惚れ込んだ。

 「私は“最後のフォーク”と呼ばれて、毎週放送で曲を掛けてくれましたもん。ユーミン(松任谷由実)・(石川)セリ・ハコは“パック3人娘”と言われていたんですよ」

 後に自身もライバル局、ニッポン放送の「オールナイトニッポン」でパーソナリティーを務めるなど、深夜のマドンナと言われた時期もある。

 ところが、1998年、所属事務所が解散。雨露がしのげる家からも追い出されてしまう。

 「それまでは、何も考えないで自分で歌を作って歌っていられましたが、ひとりになってから裏方仕事も自分でやるしかなくて。今よりちょっとだけ悪い状況を思い出すことをバネに、つらい気持ちを頑張る力に変えていました」

 俳優や劇団の仲間たちが窮状をみかねて手を差し伸べてくれたことで、続けられたという。どんなときもひたすらライブと曲づくりが前に進む原動力となった。

 58回目の誕生日を迎える今月18日には、東京・渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホールで、バースデーライブを開く。

 「今でも10代の頃の曲を歌い出すとその頃に戻ってしまうんですけれど、ハコの親になった気持ちになっちゃいますね。その延長線が私なので、あの頃のハコに今の私の心をみてほしい。聴いている方たちもあの頃の自分に戻れるんじゃないかしら」

 

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