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【ジミー大西】画家としての葛藤「うまい人はいるのに『これでいいんかな、悪いことしてるな』って」 (3/3ページ)

2015.09.17


ジミー大西【拡大】

 「最近、絵を描くのがしんどいんですよ。自分の作品を見るのがいやになってきてるんです。前までは達成感があって『やったー』となったんですが、今は『しんどい思いしたよな』というのが出てきてて…。もう疲れてきてんのかな」

 その言葉の裏には、自身の境遇や作品に対する葛藤があった。

 「もちろん評価されたり、賞をもらえたりしたら、うれしい。でも、デッサン力のない自分が寂しくなりますね。自分より、うまい人はいっぱいいるのに『これでいいんかな、悪いことしてるな』って。人物画とかを描けるようになったら、ちいとは胸を張れるんかなと思うんやけど。今は自分が持っている技法なり世界観なりで、新たに挑戦していこうという意気込みだけしかないですね」

 世間の評価におごることなく、創作活動を追求し続ける姿に、画家としての生き方を垣間見た。 (ペン・山本考志 カメラ・恵守乾)

 ■じみー・おおにし 画家。1964年1月1日生まれ、51歳。大阪府出身。芸人として活躍後、96年に引退し、画業に専念。スペインやブラジル、マルタなど世界25カ国で活動し帰国。絵画のほかに絵本やオブジェなどの立体作品も手掛ける。99年にブラジル・パラ州政府から文化功労賞を受賞。2003年に作品がボージョレ・ヌーボーのラベルに採用される。05年には大阪ガスの創業100周年事業の一環で、天然ガスのタンカーに総面積約4000平方メートルの世界最大級の作品が描かれた。

 

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