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【野島伸司】俳優養成所を4月に開校 高視聴率男がエンタメ界に投じた一石 (2/3ページ)

2016.01.21


野島伸司【拡大】

 打開には、俳優の育成が必要だと思い至った。

 「たとえばパリではカーチェイスを撮っていても、一般の人は『映画なんだ』と許容する。日本では『通行止めなんか迷惑だ』と、モノ作りそのものの評価が低い。手っ取り早い解決は、俳優がリスペクトされること。高倉健さんが撮影していたら、さすがに『どけよ』とはいわれない」

 日常とは別物の世界が楽しめなくなっている。

 「昔からハリウッドにはパパラッチがいて、私生活を暴かれる。でも、それで俳優としての評価が下がることはない。二枚目俳優が何度再婚しようが、いい芝居をする限り、尊敬され続ける。私生活は、犯罪でもしない限りどうでもいい。日本では演技よりも、好感度や親近感で世間とつながりたがる俳優が多い。それをするから、エンタメがエンタメとして成立しなくなっちゃう」

 そうした危機感もあって、自ら総合監修を務める俳優養成所「ポーラスター東京アカデミー」を4月1日に開校することになった。

 「僕の役割は、講師が育てる生徒を実際の仕事につなげること。放送局のプロデューサーなどキャスティング権を持つ人たちに訓練の現場を見せ、気に入った生徒が見つかればどんどん使ってもらう。スクールでありながら、芸能界に直結するショーケースのような場にしたいです」

 次世代に賭ける思いは熱い。

 「何よりもまず、原石を見つけたい。他の事務所にいる子でも、そこでは見いだすことができなかった才能を発見できるかもしれない。生徒がどんな資質を持ち、どのレベルまで行けるか、徹底的に精査します。僕自身が書くドラマにも、いい人材がいれば使いたい」

 

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