オフは子育て…人気ママレーサー 大瀧明日香

2012.09.11


大瀧明日香選手【拡大】

 アイドル並みのルックスながら子供が2人いる人気ママレーサー。オフの過ごし方はもちろん子育てで「主婦も一応ちゃんとしているつもりです。家の方が大変。毎日、時間に追われている感じです」と笑う。宿舎では暇な時間にクロスステッチ(刺繍)をすることも。

 通常4〜6日、最大7日間連続で開催されるボートレースの一節。ポイント上位者で争う準優勝戦を経て、さらに優勝戦で勝たなければ優勝とはならない。3年目で初優出を果たしたものの、初優勝までにはそれから約11年もかかった。「33回目の優出でやっと優勝ができた。うれしいというよりホッとしました」と振り返る。

 レーサーは着順によりポイントを重ね、発走回数で割った勝率により、半年ごとにA1〜B2の4階級に分けられる。階級によって出場できるレースや日数が増減する実力主義の厳しい世界だ。またフライングなどで事故点が重なると最下位のB2に降格する恐れもある。

 過去には最上位のA1昇級を最後のレースで逃すという悔しい経験もした。「事故点がいっぱいで思いっきりレースができなかったり、勝率を考えながらレースをすることがすごく苦しい。克服ができない。選手をしている限り、永遠のテーマだと思っている」と苦労を語る。

 「肌でボートレースの迫力を感じてほしいです。音だったり、スピードだったり…。きっと楽しいと思います」と来場を呼びかける。

 「まだまだ…いつになったらうまくなるか分かりませんが…へたくそでレースにいくたびに反省の毎日ですが、一走一走全力で走ってるので、温かい目で、そしてたくさんの応援よろしくお願いします」とアピールした。(産経デジタル)

 ■大瀧明日香(おおたき・あすか) 1979年生まれ。1998年、初出走。2011年、鳴門で初優勝。153センチ、43キロ。

Q.ボートレーサーになるきっかけは?

 「小さい頃にお父さんに『ボートレーサーになったら?』って言われていた。その頃は『ヤダ』って言っていたが、中学生になって将来のことを考えるようになって、頭のどこかにお父さんに言われたことがあったのか、なろうと思った」

Q.これまでのスポーツ歴は?

 「中学生の頃からバスケットボールをしていた。高校では県でベスト16。ポジションはポイントガード。速攻でよく走らされました」

Q.その経験はどう生かされている?

 「バスケットを教えてもらっていた中学校の先生が厳しかった。競技を通して精神的にもいろんなことを教えてもらい、その頃の経験が今でも役に立っていると思います」

Q.プロになるまでに苦労したことは?

 「高校生のときに急に目が悪くなって、目のためにいろいろ頑張ったり、学校に受かるように勉強も頑張ってやりました」

Q.養成所の思い出は?

 「本栖研修所(現在の「やまと学校」の前身の養成所)ではよく落水をしてしまい、罰でよく走らされました」

Q.目標は?

 「常に向上心を忘れずに優勝ももっとたくさんしたい」

Q.女子レーサーとしての苦労は?

 「体重が軽い人が多く、増やすのに苦労する」

Q.目標のレーサーは?

 「目標をつくったら、その人を超えられないと思っているし、自分のいいところをちゃんと見るようにする」

Q.注目のレーサーは?

 「男子はよく分からないが女子は浜田(亜理沙)さん。スタートも速いしレースもしっかりしている」

Q.ボートレースの魅力は?

 「舟券だけではなく、その一節にはたくさんのドラマがあったり、選手が一走一走いろんな思いでレースしているところ」

Q.ベスト体重の保ち方は?

 「レースで2キロ以上の重りを積んだベストを着用すると腰が痛くなったり、体が悪くなる。だから体重が減らないようになるべくたくさん食べるようにしている」

Q.趣味・特技は?

 「宿舎とかで暇な時間はクロス、ステッチをしています。少しずつしかできないけど、だんだんできあがっていくのが楽しみです」

Q.好きな食べ物と嫌いな食べ物は?

 「好きな食べ物は刺身とかさっぱりしているもの。油系の食べ物は苦手…夜気持ち悪くなる」

Q.プライベートの服装は?

 「カジュアルで動きやすい服」

Q.レースの移動や旅の必需品は?

 「レース場に行くとなかなか自分のスペースが小さかったりするので、なるべく自分の『お気に入り』を持っていって、マイワールドで落ち着いて過ごせるようにする。タオルだったり、時計だったり…」