“モンキーターン”破る大金星! 西村美智子

2012.09.30


西村美智子選手【拡大】

 「漫画の『モンキーターン』でボートを知り、たまたまテレビで見たレースで1着を走っていたのが女の人で、しかも(同郷の)香川の選手だった。身近にこんなすごい選手がいるんだ」と思ったのがレーサーを目指したきっかけだった。

 少年誌に連載されアニメにもなった人気漫画は、子供や女性といったそれまでボートレースに縁遠かった層に裾野を広げた。

 3年目の2007年5月、尼崎で主人公・波多野憲二のモデルとなった濱野谷憲吾選手をまくって大金星を挙げた。今までで一番印象に残るレースとなり、「スタート一気だったんですけど、周りの反応がすごかった」と振り返る。一方、「4着で優出できるってときに消波装置にぶつかり、エンストしてしまったレースもよく覚えてます」と苦笑する。

 プロ入りのきっかけとなった同郷の先輩は山川美由紀選手。男女混合のGIを制覇し、女子で初めて1500勝を達成するなど大記録を達成している。「こんな身近に尊敬できる先輩がいて幸せです。山川さんをもっとよく見て吸収していきたい」と話す。

 「ボートレースは生で見るのが一番。1回見れば迫力や面白さが分かります。ナイターなんかは綺麗さも加わってとくにオススメです!」と来場を呼び掛け、「最後まであきらめないレースを一走一走心掛けています。応援してください」とアピールした。(産経デジタル)

 ■西村美智子(にしむら・みちこ) 1984年生まれ。現住所は香川県。2004年、初出走。156センチ、51キロ。夫はボートレーサーの木村光宏選手。1歳になる子供が1人。

Q.これまでのスポーツ歴は?

 「小学3〜6年までバドミントン。市大会3位。中高はハンドボール。中学では銀行杯優勝、高校では県大会、四国大会優勝。インターハイ出場、国体出場など。ポジションはセンターでした」

Q.その経験はどう生かされている?

 「高校時代の練習が本当にきつかったので、体力的なことできついと思ったことはない。上下関係も部活で養われたと思う」

Q.プロになるまでに苦労したことは?

 「体重管理と体力づくりはプロになるまでの方が頑張ってた気がします」

Q.養成所の思い出は?

 「連帯責任が一番こたえました」

Q.プロになってから苦労したことは?

 「自分の足りないところやダメなところをいかに繰り返さないかっていうところ。失敗するというイメージをもってしまうと余計に失敗してしまっていたので、いかに切り替えて次につなげるようにって思うようにしてる。今、克服中ですね」

Q.目標は?

 「賞金王!! 言ってみたくて(笑)」

Q.女子レーサーとしての苦労は?

 「メディアに出ることが多いので、そのときの言動や立ち居振る舞いなんかは気を使いますね」

Q.目標のレーサーは?

 「特にこの人というのはなくて、どの人でもすごいと思ったことは吸収していきたいと思ってます」

Q.ボートレースの魅力は?

 「レースがとにかく楽しいこと。やりがいのある仕事です」

Q.ベスト体重の保ち方は?

 「主に食事。レース中はサウナや長風呂してます」

Q.オフの過ごし方?

 「子供と過ごしながら家の事。行ければ練習にはできるだけ行きたいなとは思ってます」

Q.趣味・特技は?

 「映画が好きで昔はよく見に行ってました。今は子供がいてなかなか見に行けないですね」

Q.好きな食べ物と嫌いな食べ物は?

 「好き→ブロッコリー、卵。嫌い→ぎんなん、そら豆」

Q.プライベートの服装は?

 「産休に入ってからはスカートも履くようになりました。マキシとかワンピースも好きですね、楽なんで(笑)」

Q.チャームポイントは?

 「しいていうなら笑顔」

Q.レースの移動や旅の必需品は?

 「特にない。携帯とか?」