名前が難しい…見て覚えて! 廣中智紗衣

2012.10.21


廣中智紗衣選手【拡大】

 「主婦なのでオフは家事をしています。子供と遊んだり、家族でお出掛けしたり…。ちょこちょこ動いてます」。5年前に長女を出産した。ボートレーサーの選手寿命は長く、産休から復帰する選手が多い。

 「小学校のときから水泳をしていたので、将来は水に携わる仕事に就きたかった」という。高1のときに選手募集のCMを見て「こういう仕事もあるんだな」と興味を持ったのがレーサーになるきっかけだった。

 本栖研修所(現在のやまと学校の前身)では、エンジンを掛けるスタータロープの扱いで苦労した。「陸の上にボートごとあがり、カポック(救命胴衣)とヘルメット装着のままロープ引きの練習をさせられた。夏だったので本当にしんどかったです」と振り返る。

 9年目に芦屋の女子リーグ戦で初優勝を果たす。「スタートが速いほうではなかったのでなかなか優勝できなかった。1周2マーク目に後ろから少し競る状態で、ドキドキしたのを覚えています」

 「名前を読むのは難しいと思うので、見て覚えてください! 無表情だとよく言われますが、そんなことはありません。よく笑います。面白いことも大好きです。決して上手ではありませんが、たまにはいいレースもするので、気長に応援していただけるとうれしいです」と控えめにアピールした。

 ■廣中智紗衣(ひろなか・ちさえ) 1981年生まれ。現住所は神奈川県。2001年、初出走。2009年、芦屋で初優勝。156センチ、47キロ。

Q.これまでのスポーツ歴は?

 「小学校から高1まで水泳をしていました。種目は自由形です。中学校のときに県大会に出たくらいしかないですけど…」

Q.その経験はどう生かされている?

 「落水しても溺れるという怖さはないかも。ボートの中に完全に入ってしまって出られなかったときでも冷静になれた。すごく苦しかったですけど…」

Q.プロになってから苦労したことは?

 「人間付き合いが得意ではないので、陸の上での仕事が一番苦労したと思います。今でも克服できてるか分かりませんが、あまり人目を気にせず、マイペースに仕事ができるようにはなったと思います」

Q.目標は?

 「常に少しでも成長していくこと。1人でも多くの方々に名前を覚えてもらい、魅力あるレースができること」

Q.女子レーサーとしての苦労は?

 「腕力がないのでボートをひっくり返したりするのが大変なこと」

Q.目標のレーサーは?

 「田口節子さん。本当にレース運びが上手だし見ていて勉強になります」

Q.ボートレースの魅力は?

 「迫力があり、レースのルールはともかく、見ていて楽しいと思います。水上ということもあり、普段ではなかなか見られない独特な面白さもあると思います。コーナーごとの駆け引きとか」

Q.ベスト体重の保ち方は?

 「家でも毎日体重計にはのるようにしています。そのたび増え過ぎていたら食事を調整したり、ストレッチをしたりするようにしています。半身浴をして汗をかくなど」

Q.趣味・特技は?

 「本が好きなので読書ですね。料理をつくるのも好きです」

Q.好きな食べ物と嫌いな食べ物は?

 「好き→ご飯。お米が大好きです。あとチーズ。嫌い→キウイ。食べた後、口の中がピリピリするので」

Q.プライベートの服装は?

 「基本、楽な格好…。カジュアルめが好きです」

Q.レースの移動や旅の必需品は?

 「ウォークマン。音楽をよく聴くので手放せません!」

Q.ボートレースを見たことはない人へ

 「ギャンブルというイメージが強いかもしれませんが、見るだけでも楽しいものだと思います。エンジン音や水しぶき、レースの迫力をぜひ楽しんでください!!」