【競馬編集後記】相撲協会のようにいまこそ日本調教師会に改革を!

2010.02.13

 10日、平成22年度新規騎手・調教師試験の合格者が発表され、東西TCには喜びの輪が広がりました。

 ただ、「これが地獄の一丁目ってね」と、某若手トレーナーはため息。確かに競馬サークルを取り巻く状況は年々厳しさを増すばかり。美浦でもガランと放置されたままの空き厩舎が寒風にさらされています。

 「今こそ調教師会の存在意義が問われている。格差はどこにでもあるが、あまりに広がると競馬の公正性自体が失われる。何とか是正しなければ」と、決意を語ったのは尾形充弘調教師(62)。8日、日本調教師会の新会長に選出されたばかりです。「私は(競馬ブームの)15年前からこういうときが来るんじゃないかと思っていた。あの当時のやり方では世間一般にはもう認められない。相撲協会のように指摘されてから改めるようではダメなんです」と危機感は強い。

 人件費や労使関係など問題は山積。新会長の大なたに注目です。(漆山貴禎)

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