zakzak

記事詳細

介護従事者は慢性的に人手不足 ネットだけの施設探しはNG、情報は咀嚼して対処決めておこう (1/2ページ)

 先日、ある会社で打ち合わせをした際、最近東京に転属になったという50代の男性担当者から「オヤノコト」について話を聞いた。その男性は転勤まで地方で母親と暮らしていたが、東京勤務の辞令を受けたため、あわてて母親が入居できる施設を探して上京したという。おそらく、それまでは在宅でお母様を介護しながら仕事をしていたのだろう。

 施設探しは大変だったようだ。「何もわからない中で、暗中模索でした」と、しみじみ語ってくれた。

 役所に行ってもなかなか要領を得ず、やっと探した施設でも、母親を入れてから「あれ? そんな話は聞いていなかったな」というようなことがたびたびあったらしい。

 だが、いったん入居を決めた後で他の施設に転居するのは難しい。転勤の期日は決まっているので、「まあ、こんなものか」と自分自身に言い聞かせて納得せざるを得なかったという。筆者のところに相談に来られる方からも、同じような話をよく聞く。

 当たり前のように言われるが、「介護は突然やってくる」。特に親が75歳を過ぎると、要介護認定率が高まることは、これまで当欄で重ねて述べてきた通りだ。

 厚生労働省の資料によると、70-74歳の要介護認定率は6・4%だが、75-79歳では14・0%と一気に跳ね上がる。これが65-69歳だと3・0%だから、「75歳」が分岐点であることは確かだろう。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう
今、あなたにオススメ
Recommended by

アクセスランキング