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ZOZO前澤劇場、波乱の第二幕! ツイッター“再開”で「信頼を取り戻しつつある」も株価急落

 本業への集中を宣言していたZOZO(ゾゾ)の前澤友作社長(43)が沈黙を破った。休止していたツイッターを“再開”、専門紙のインタビューで「ゾゾ離れ」について語った。「信頼を取り戻しつつある」という前澤氏だが、同社の株価は急落するなど波乱含みだ。

 19日の株式市場でゾゾの株価は前日比11・31%下落の2000円で取引を終え、約1カ月ぶりの安値水準となった。前日は100円を超える上伸を記録したが、JPモルガン証券が投資判断や目標株価を引き下げたことで売りが集まった。

 前澤氏は2月7日のツイッター休止宣言以降、つぶやいていないが、プロフィル欄を更新し、「ツイッター休止後初の独占インタビューを受けました」というコメントとともに、ファッションビジネス専門紙、繊研新聞による前澤氏インタビューの記事へのリンクを掲載した。

 ZOZOでは有料会員になれば割引を受けられる「ZOZO ARIGATO」の導入以降、有力ブランドの撤退が相次いだが、同紙のインタビューで前澤氏は「ブランドの一部離反は想定していましたが、私的な報道の過熱や、そこに便乗した『ゾゾ離れ』というマイナスワードは想定外」だったと語っている。

 EC(電子商取引)比率を高めることでブランドの在庫や値引き販売の問題が解決すると主張。業績不振の要因の一つとなったプライベートブランド(PB)について、多くのサイズを展開する方針を示している。

 前澤氏の発言について、ファッションライターの南充浩氏は「EC比率を高めるだけで、在庫減の効果があるとは思えない。PBのサイズの多様化も、スーツなどでは必要だが、Tシャツなど伸縮する素材ではそれほど必要ではなく、下手をすれば、かえって在庫が出てしまうことになる」と話す。

 「ブランドの信用を取り戻しつつある」とも語る前澤氏だが、実際に撤退したブランドの複数の幹部からは「前澤氏は、ZOZO ARIGATOは百貨店などのサービスと同じだと主張しているが、違うのではないか」「すでに各ブランドでECの戦略は練っているだろう」との声も聞かれた。

 ZOZOをめぐっては、経済誌も特集記事を組み、ガバナンス(法令順守)などに厳しい目を向けている。注目度が引き続き高いなか、前澤氏がどのような戦略を繰り出すのか。

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