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後悔しないマンション選び「5つの注意点」 GW中モデルルーム巡りの参考に

 この連休中に新しい住まいを探す人も多いだろう。家を買うことは人生の一大イベント。どういう物件を買うべきか慎重に選ぶべきだ。不動産市場には独特の商習慣があるため、あらかじめ知識を入れておいた方が役に立つ。マンションの購入にあたって今さら聞けない基礎知識を、夕刊フジで「マンション業界の秘密」を連載する住宅ジャーナリスト、榊淳司氏が解説する。

 (1)新築の注意点

 新築は売り手側が広告予算をかけて大々的にプロモーションを仕掛けている。そのPRに惑わされないことだ。

 この時期、モデルルームをはしごするサラリーマンも多いと思うが、一見すると、それはすばらしい部屋に仕上がっている。ただ、その印象のまま、物件が完成するとはかぎらない。外の景観を気に入って購入を決めたが、しばらくして目の前に超高層タワーマンションが建ち、魅力が半減したというケースは実際にある。

 では、何を基準に選べばいいのか。将来、売るときになったらどれだけ高く売れるかが鉄則。駅から徒歩3分などアピールできるポイントを踏まえて選ぶようにしよう。

 (2)中古の注意点

 実のところ、ネットに出ている中古情報は「ネットで募集しないと売れない」物件の可能性がある。仲介業者は、売りと買いの双方から手数料を得るために売却を依頼された魅力的な物件は、ひとまず自分たちで買い手を探そうとする。

 だから、ネットだけで見つけようとせず、業者に頼んで公的な不動産流通標準情報システム(通称レインズ)などで幅広く探してもらった方がいい。その際、どれだけ真面目に探してくれるかは業者次第。親身になってくれるところを選びたい。

 (3)業者の探し方

 正直なところ、ここが難しい。何社か回って感じがよくて仕事のできそうな担当者を探すに尽きる。大手不動産の子会社や不動産フランチャイズの系列店よりも、傾向として地元密着で店構えの感じがいい小さな店舗が狙い目。そこの経営者なら仕事も熱心だし、地元での信用も大切にしているからだ。

 (4)中古に決めたら…

 何よりも物件をよく見ること。中古の場合、「現況有姿・瑕疵担保責任無し」といって「このままの状態で引き渡し、後で不具合が見つかっても補償しない」というケースがある。だから、物件を隅々チェックする。慎重を期すなら不動産コンサルタントとともに内覧する。業者には嫌がられるが、不具合などをしっかりみつけてくれる。

 売主が個人ではなく業者の場合、物件価格は市場の相場よりも若干高い可能性がある。業者が元の売主から買い取って、リフォームをかけた上で自社の利益を上乗せしている。この善しあしは内覧してくまなくチェックして判断するしかない。

 (5)契約で失敗しない

 書類は面倒くさがらずに隅々まで読むこと。特に契約書と重要事項説明書は重要だ。最後の「特記事項」は絶対に見逃してはならない。過去にその物件で事故があったら、それが書かれている。書類のチェックに自信がなければ司法書士や弁護士、専門業者に依頼するといい。

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