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「シニア顧問」活用で企業を活性化!

★雇用編・DYM

 夕刊フジ主催「人材企業交流会」の参加企業を紹介するシリーズ。今回はベテラン・シニアが顧問として活躍している「エグゼパート(エグゼクティブ層の人材をパートタイムで活用する)事業」を展開する「DYМ」(東京都品川区、水谷佑毅社長)について紹介する。

 ■自社の経験からの新事業

 ウェブ事業や人材業など多岐に渡る事業を展開する同社は、2003年の設立。ベンチャー企業として成長を遂げていく過程で、アドバイスを求めたのが外部顧問だった。

 「それが非常に良い結果につながり手応えを感じたんです。(経験の少ない)ベンチャー企業では、経験豊富で知見がある外部顧問を(得意な)課題ごとにお願いするのが一番の近道。例えるなら“人生の過去問題集”であり、成功事例に加えて失敗事例も教えてもらえます」。同事業部課長の藤岡弘章氏(26)は、14年にエグゼパート事業を立ち上げた経緯をこう話す。

 高齢化が加速度的に進む今だからこそ、大企業で要職経験のあるシニアOBを必要な時に顧問として活用する同事業は、時代の流れとも合致している。

 ■ベンチャー企業を盛り上げたいという思い

 エグゼパート人材は、同社で長年支援実績のあるベテランが中心だが、彼らの紹介や推薦など独自の人脈でさまざまな分野のエグゼクティブ層の人材が増えており、現在は約1000人の規模になっている。

 「約8割が60歳以上の方ですが、皆さん、ベンチャー企業を盛り上げたい、応援したいという思いがある方々です。ご自身の経験を生かし、依頼企業の現状の課題に同じ目線で取り組んでいます。それが新たな刺激になり楽しいと言う方もいます」(藤岡氏)

 エグゼパート人材として活躍しているシニアは、採用人事、財務・М&A、経営、マーケティング、営業、生産、管理部門など多岐に渡る分野のエキスパートだ。勤務形態は、業務委託契約や成果報酬型人材紹介で、月1回や週1回の1-2時間勤務で3-4社を担当し、体力的に負担にならない働き方をしている人が多いという。

 同社は今後、シニア顧問の活用をより広げていくために、企業側への積極的な啓発活動をしていくという。(「オレンジ世代」取材班)

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