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街歩きを副業にする「TABICA」 シニア世代が「自分の好きな体験」を販売 (1/2ページ)

 「街歩き」や「カフェめぐり」などを趣味にしている読者も多いだろう。そんな「自分の好きな体験」を企画化して、参加したい人を集めるマッチングサービスがある。ガイアックスが提供する「TABICA(タビカ)」だ。

 大まかに説明すると、まずはホストとして登録し、たとえば「大手町カフェめぐり(仮)」という体験企画を考え、自分で参加費を設定して参加者を募集する。体験企画の実施後、TABICA運営から所定の手数料が差し引かれ、参加費が振り込まれる仕組みだ。

 そのTABICAの説明会を取材した。実際にホストを務めている人の説明だと、前記のカフェめぐりのような企画なら、参加者は4-5人程度が適当らしい。参加費を1人2000円程度とすると、1回あたり1万円程度の収入になる。土日に開催するとして、月に2回から3回が無理のないところだそうだ。

 ホスト経験を話してくれた人自身、シニア世代であり、東京都中央区の会社に勤めながら、会社公認の副業としてホストをやっているという。説明会場には年配の方も多く、熱心にメモをとっていた。

 体験企画には天候の急変など、いろいろなハプニングがありそうだが、「そういうハプニングも込みで楽しむことがコツだ」と話してくれた。また、資料などを手作りして参加者に渡すなどの気配りもしているという。

 自分の“体験”を販売するとなると、その「値付け」も難しそうだ。その点について、TABICA事業部の雫石(しずくいし)まどかさんは「最初の集客が大事なので、(参加費は)低めに設定し、参加した人をケアしてリピーター化をはかるとともに、いいレビュー(ホストへの感想)を書いてもらうことが大切」と話してくれた。

 「自分の好きな体験」というアナログなものを、最新システムによって仕事にできるサービスが登場しているのは面白い。(取材・構成 藤木俊明)

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