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【人生二毛作】バイクから「健康」に乗り換え 最新の抗加齢法をビジネスに

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【人生二毛作】バイクから「健康」に乗り換え 最新の抗加齢法をビジネスに

 病気の予防や健康法を指導するのは医師。抗加齢研究家の染谷光亨(てるゆき)さん(70)は、こんな常識に疑問を投げかける。名刺には、健康管理士や健康管理能力検定1級のほかに「スマートエイジング・マイスター」の肩書。「医者は何も知らんのですよ。彼らが私のお客さんなのですから」と笑い飛ばす。

 オートバイが好きな若者だった。東京都台東区の工業高校を出た後、バイクの大手メーカー、本田技研に入ったが、腰を痛めて退社。ライバルのヤマハ発動機に再就職した。

 二輪車のサービス部門に配属され、営業所勤務の後、本社に異動となり、商品企画の仕事に携わった。2サイクルエンジン「ヤマハ・RZ」を開発するなど、ヒット商品もある。「給料は変わらなかったけど、仕事はおもしろかった」と振り返る。

 転機となったのが40歳研修の体力測定。「休み時間に試しに測定をしてみたら、私は20代の数値だった。ところが、同じ40代でも、反復横跳びがまともにできなかったり腕立て伏せができなかったり、ひどい人がたくさんいた」

 それを見てびっくりし、何もしないといずれ自分も「ボロボロ、ヨボヨボになる」と生活を改め超健康マニアに。仕事がたまっていても、5時には退社してジムに向かった。

 「独立してバイク屋さんを開業する人がいたけど、それはやる気がなかった。そうだ、いま夢中になっている健康問題で独立しよう」と最先端の抗加齢法を学び、28年勤めたヤマハを退社。東京・亀有に「染谷抗加齢研究所」を立ち上げた。細かいカウンセリングを行って、その人に合った食事や運動などの健康法を伝授する。カウンセリングは有料で30分3000円。

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