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【ぴいぷる】ジャズピアニスト・大西順子、第3幕は初バラード 2度の活動休止、再スタートの障害となった力仕事のアルバイト (1/3ページ)

 2012年に引退を宣言したとき、あの小澤征爾をして、ライブ会場で「引退に反対!」と叫ばせたという逸話をもつ。美人ながら、男性顔負けのパワフルな演奏が人気のジャズピアニストだ。

 今年、音楽制作を始めて25周年を迎えた。しかし、本人は「途中に休んでるから、25年って言ってもねえ」と照れ笑い。

 デビューは1993年。デビューアルバム『ワウ WOW』が、いきなりベストセラーとなり、ジャズ界の寵児となったが、実はこれまでに2度、活動を休止しているのだ。

 「最初の休止は2000年。若いころに猛ダッシュで勉強したことって、粗があるんです。プロで活動するようになって、それでは物足りなくなって。ライブばかりがミュージシャンじゃないなと思い、もう一度しっかり勉強したいと思ったんです」

 07年に活動を再開したが、わずか5年後に再び活動を休止することに。それが冒頭の出来事を引き起こすことになったのだ。しかし、なぜ引退しようと思ったのか。

 「7年間、勉強して自信を持って、再び音楽シーンに戻ったのに、受け入れられなかったのはショックでしたよ。結局、7年間で音楽シーンも変化して、“浦島太郎”状態だったんです」

 そこに家庭の事情が加わった。父親が倒れて介護が必要になったのだ。「父が他界すると、今度は母が認知症になったんです。体が丈夫な分、大変でしたよ」

 ライブはどうしても夜になる。地方公演も多い。介護が必要な両親を抱えての音楽活動は無理だった。

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