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上方落語「彦八まつり」は面白すぎでっせ!

 9月1、2日(土、日曜)、上方落語協会の恒例行事「第28回・彦八まつり」が、大阪市天王寺区の「生國魂(いくくにたま)神社」で開かれます。

 この神社では、江戸時代、大勢の芸人たちが大道芸などを披露していました。中でも、米澤彦八は軽妙洒脱な話芸で大人気だったそうです。彼が上方落語の礎を築いたといわれているのです。

 上方落語だけ、座布団の前に「見台(けんだい)」といわれる台を置きますが、大道芸から発展したことが影響しています。見台を小拍子でたたき、大きな音を立て、まずは聴衆を引き止めてから聞かせたのですね。

 その上方落語の祖、彦八の名を後世に残そうというのが「彦八まつり」。何と、2日間で10万人を集めるビッグイベントなんですよ!

 そして、栄えある今年の実行委員長の重責を、私、桂春蝶が務めさせていただくこととなりました。わーい。

 企画は私が考えるのですが、テーマをズバリ「甘い祭り」とさせていただきました。何しろ、われわれ二世芸能人は、SNSなどで「考えが甘すぎる!」と日夜たたかれています(笑)。

 そんな民意に従った内容をつくりあげました!

 オープニングは、私の弟子、桂紋四郎が5月に入籍しましたので、甘い恋に落ちた2人の披露宴をご覧いただきます! 見守ってくださった方々には、甘いお菓子をたっぷり振る舞います。どうです? 幕開きから、とても「甘い」でしょ?

 落語会もめじろ押し! 生き方が甘すぎる二世メンバーでの落語会「ボンボンコレクション2018」でスタートです。

 人間国宝・桂米朝師匠の愛息、甘いマスクで観客を魅了する桂米團治兄さんや、笑点メンバー、林家木久扇師匠の子息、林家木久蔵くんも登場。彼は「木久蔵ラーメン」がまずい(?)のに売れまくり、世の中の甘い蜜を吸いまくっています。ツイッターが日夜炎上し、嫁から「危機管理が甘すぎる!」と罵倒される私も出演します。

 さらに、「ワキが甘すぎる!」と突っ込まれすぎる四代目桂春團治師匠の襲名披露公演や、他人に甘く自分にはもっと甘い、桂きん枝師匠の小文枝プレ襲名披露公演もあります。

 「噺家のど自慢大会」も注目です。私を弟のようにかわいがってくれる、演歌歌手の香西かおりさんに「甘えて」、スペシャルゲストをお願いしました!

 このほか、サプライズがたくさんあります。

 噺家が店番をする露店も40以上並びます。来ていただいただけで、夏の終わりの「スイート」な思い出ができることは間違いありません。

 どうか、9月1、2日は、大阪・地下鉄谷町線「谷町九丁目駅」より徒歩3分、生國魂神社にお越しくださいませ!

 待ってまーす!

 ■桂春蝶(かつら・しゅんちょう) 1975年、大阪府生まれ。父、二代目桂春蝶の死をきっかけに、落語家になることを決意。94年、三代目桂春団治に入門。2009年「三代目桂春蝶」襲名。明るく華のある芸風で人気。人情噺(ばなし)の古典から、新作までこなす。14年、大阪市の「咲くやこの花賞」受賞。

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