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【大人のエンタメ】息をのむシーンの連続…マリーヌ・ヴァクトのエロチックな肢体 4日公開「2重螺旋の恋人」

 フランスから、また衝撃的な映画が上陸した。4日公開の『2重螺旋の恋人』という不思議なタイトルの心理サスペンス。アドレナリンが沸き立つ映像体験-という専門誌の評価はどうやら本物だ。

 監督は「まぼろし」や「8人の女たち」で知られ、ベルリン、カンヌ、ベネチアという世界3大映画祭の常連、フランソワ・オゾンだから興味が湧かないわけがない。

 エロチックな肢体をスクリーンに全身でぶつけるのはオゾンが発掘したミューズ、マリーヌ・ヴァクト。想像を超えた大胆なストーリーでアッと息をのむシーンが連続する。

 クロエ(マリーヌ)は25歳で独身。いつも原因不明のお腹の痛みに耐えている。だが医者は体に異常はないという。そこで紹介された精神分析医のポール(ジェレミー・レニエ)のもとに通うが、いつしかポールがクロエに夢中になる。

 「あなたが私の薬だった」と、ポールと同棲を始めたクロエは病が治ったかにみえたが、通勤途中のある日、ポールが見知らぬ女と会っているところを目撃する。問い詰めるが知らないという。

 調べるとそこは別の精神科医院。クロエが患者を装って訪ねてゆくと、ポールそっくりの男が現れ驚く。彼こそポールがひた隠しにしていた双子の兄だった。

 ルイというその兄はクロエを荒々しく犯す。優しく紳士なポールとは正反対の扱いに、クロエは初めて自分の中にも別のクロエがいることを知った-。

 幻想と現実の狭間で隠された欲望が目覚める。まさにオゾンが仕組んだ深い人間の闇に観客はため息をつくだろう。

 名作「昼顔」のカトリーヌ・ドヌーヴを思わせるマリーヌは映画「17歳」でも売春をする高校生を演じてカンヌを騒然とさせた“前科”がある。イヴ・サンローランのモデルをつとめただけあってその容姿は一級品だ。(望月苑巳)

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