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燕三条が世界に誇る新潟一の美人ママ! 慈しみにあふれた接客をしてくれます

 今年も早いもので8月に突入しました。「連日の酷暑にはビールで水分補給だ!」とビールをガンガン飲んでいたら、妻から「利尿作用で補給になるわけないでしょ!」と叱られました。その裏には「重いビールを買ってくる私の身になってみろ!」という恨みも込められていたのでした。

 先日、そんなビール業界の人と飲む機会がありました。

 ここ数年、ビールの売り上げは下降線です。同席したビール業界の方に「さすがに、今年の猛暑だからビールの売り上げは上がるのではないですか?」と素人質問しました。すると、その方はこう教えてくれました。

 「ビールの売り上げを左右する絶対的な要素には適温というものがあるんです。暑すぎても売り上げは低下してしまうんですよ。夏の気温の適温は30度前後なんです」と教えてくれました。

 こんな業界人や職人の方の言葉を聞ける機会に恵まれたのが、7月末に仕事で訪れた新潟・燕三条地域でのことでした。

 この地域から世界に発信されるトレンドは金属加工の「職人技」です。この夜、一緒に飲んだメンバーに燕三条地域の研磨業界のトップの方もいらっしゃいました。“リンゴマーク”のメーカー製品の裏の鏡面仕上げで一躍有名になった研磨業のすごさは「ナノレベルの凹凸の研磨を私の手で磨くんです」という仰天な技術論だったのです。

 そんな燕三条地域の男たちとすっかり意気投合して、夜の本寺小路(ほんじこうじ)に繰り出します。過去に500軒も飲食店があった繁華街です。現在は全盛期の半分以下に減って寂れてしまっていますが、逆にそれが旅人である私からみれば哀愁を感じさせ、旅先の風情を盛り上げてくれます。

 案内してくれた職人さんたちに「玉ちゃん、このお店のママは新潟で一番の美人ですから」という触れ込みでスナック「八雲」を案内してくれました。「どうせ担いでるんでしょ?」な気持ちで店内に入ると、確かに新潟で一番美人にふさわしい真澄ママが迎え入れてくれました。

 寂れてしまった本寺小路を愛し、お客さまを愛し、このお仕事に対しての誇りを持つ真澄ママ。もともと看護師さんという経歴を持ち、このお店でも慈しみにあふれた接客をしてくれます。私もすっかり真澄ママの慈愛に酔い、楽しい夜を過ごしたのです。

 その真澄ママの接客姿勢はまさに職人でした。燕三条に寄った際は、ぜひとも世界に誇れる職人の技に酔っていただきたいのです!

 ■玉袋筋太郎(たまぶくろ・すじたろう) お笑い芸人。1967年6月22日生まれ。東京都新宿区出身。86年にビートたけしに弟子入り。TBSラジオ「たまむすび」(金曜)、TOKYO MX「バラいろダンディ」(火曜)にレギュラー出演中。2013年から一般社団法人全日本スナック連盟会長。著書に「スナックあるある この素晴らしき魑魅魍魎の世界」(講談社)、「スナックの歩き方」(イースト新書)など。

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