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【志らべのWOWOW指南書】内容は重いけど…黒人女性の明るさに救われる作品 「ドリーム」

★本日のお題 『ドリーム』<8月12日(日)午後9時WOWOWシネマ>

 志らべ 最近、差別問題を描く映画が多いですねえ。公民権運動の時代にデトロイトで起きた暴動を描いた「デトロイト」という映画を見たんですけど、痛ましくて見てられませんでしたよ。

 デスク トランプが大統領になってからそういう動きが強いんだろうな。ハリウッドはそういうことに敏感だから。

 志らべ 若い人だけじゃなくて、私の世代だって、わずか数十年前にこんな差別が平然と行われていたなんて知らないでしょうから、いいことだと思いますよ。

 デスク 12日午後9時からWOWOWで放送される「ドリーム」は見ておいた方がいいだろうな。時は、1961年のバージニア州…。

 志らべ 講釈師ですね。

 デスク 頭脳明晰なアフリカ系女性キャサリンはNASAで働くことになるんだが、NASAでも有色人種に対する差別は広く残っていた。さらに彼女は、NASAでは女性が差別されていることにも気付く。

 志らべ “黒人”ということと、“女性”ってことで二重に…。

 デスク しかし1961年5月、アメリカ人宇宙飛行士の月面着陸計画が始まり、キャサリンたちに活躍する機会が与えられていく…。

 志らべ 暗くて重い話なんですかね?

 デスク 内容は重いけど、中心の黒人女性の明るいキャラクターに救われる好作品だ。

 志らべ 私、音楽好きで、特にブラック・ミュージックが好きなんですけど…。

 デスク 何と言っても、音楽はファレル・ウィリアムスがやってるからその辺は大丈夫。劇中でもマイルス・デイビスの「So What」とかいい曲流れてくるぞー。それと、この作品、製作費が2500万ドルと少なかったのに2億ドルを超える大ヒットでアカデミー賞3部門にもノミネートされたんだ。

 志らべ 素晴らしい。私も少ない製作費でいい落語やらないと。

 デスク 落語は製作費ゼロだろ!(立川志らべ)

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