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“歴ドル”小日向えりがMC担当! 高校生向け「日本史講座」に“大人がハマる”ワケ

 4月にリニューアルしたNHK・Eテレ『高校講座日本史』(毎週金曜日午後2時)がシニア層からも注目されている。

 MC担当の“歴ドル”(=歴史が好きなアイドル)の小日向えり(31)に話を聞くと、「本来は通信制高校生向け番組ですが、学び直しに活用されているようです。高校時代はテストがあるから覚えなきゃいけなかったのが、大人になってからは純粋に楽しめるのでしょうね」。

 2012年に同講座「世界史」のMCを務めて以来、2度目の登板。歴史好きが集う茶房「歴カフェ」の店員に小日向、高校生や専門家の講師が客人に扮し、歓談しながら進行する。バラエティーを見ているように気軽な感じで、歴史を学べるところが人気の理由らしい。

 番組の基になる教科書は、通信制高校で多く使われる『新選日本史B』(東京書籍)。歴ドルの小日向は日常的に愛読しているが「収録前日は、特に念入りに読み込みます」。

 来春まで全40回。HPで各回のレジュメをダウンロードでき、放送後はストリーミング配信で繰り返し視聴も可能。歴史を深掘りする「おもしろくてためになる話」のコーナーもお薦めだ。例えば「奈良時代の人が木簡に落書きしていた」など、毎回興味深いネタばかりで「シニアにも歴史をより親しんでもらえるのでは」と小日向。

 そんな彼女、実は横浜国立大学卒の才女で、社会起業家の顔も持つ。シニアの就労支援の必要性を感じ、今春、母親目線のライフサポート『東京かあさん』を立ち上げた。

 「80歳近くまで働いていた祖母が、仕事を辞めたら急に元気がなくなって…。“働くから元気”ってあると思う。シニアが何か得意なことで働き続ける一方で、都会に暮らす若者が近所の“第2のお母さん”から家事や子育てのサポートを受けられたら精神的にも安心できるでしょう」

 自身も飼い犬の世話などで“第2のお母さん”に支えてもらい、今日まで来れたという。

 各地の歴史イベントでは武将の鎧兜を身につけて観光PR、東京では“シニアと若者のマッチング”と二足のわらじで大忙しだ。(原納暢子)

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