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【帯ドラマ劇場 週刊やすらぎの刻~道】母の急死、親友たちと涙の別れ 「くにがどんなに落ち着くところなのか…」

 ■先週のおさらい

 公平(風間俊介)が親友の青っ洟(若林元太)の初体験につきあっているころ、自宅で機織りをしていた母、アヤ(岸本加世子)が急死した。突然の出来事に家族はぼう然とする。

 アヤの遺品の整理をしている途中、公平は行李のなかに兄、公次(宮田俊哉)からの手紙を見つける。実は、しの(清野菜名)が根来家に来たのは、公次の結婚相手としてだったことが書かれていた。公次は軍隊に入った以上、自分がいつ死ぬか分からないために、その話を断っていたのだった。思いもよらぬ事実に、公平は大ショック。

 葬儀のあと、村の墓地で公平は青っ洟、ハゲ(両角周)、ニキビ(関口アナン)と落ち合う。「俺たちが今度ここで会うとき、小野ケ沢はどうなってるのかな」とニキビ。

 満蒙開拓団出発の日を迎えた。国防婦人会や村の人々が日の丸の小旗を打ち振る。その中には青っ洟の初体験の相手もいた。別れの時。「バンザイ」を背に受け、故郷を去る親友たちと公平はお互いに「元気でなぁ」と大声で叫んだ。

 家に帰ると葬儀に間に合わなかった公次が戻ってきていた。三平(風間晋之介)は海軍の様子を聞くが、公次は「しゃべれないことがいっぱいある」。三平がさらに突っ込むと「もうじき大きな戦争が起こる」。

 公次は軍隊に入って初めて「くにがどんなに落ち着くところなのか」分かったという。

 久しぶりに兄弟全員がそろっての食卓。三平は一家が住む夢の農園の未来図を皆に見せる。公次の目に涙が浮かんだ。

 橋の工事現場から朝鮮人労働者三人が逃げ出した。二人は見つかり、残る一人が隠れていないかと、筋の悪い男たちが公平たちのもとに乗り込んできた。傍若無人に振る舞う男たちと、鉄兵(平山浩行)が乱闘。公一(佐藤祐基)、しのも加勢し、男たちをやっつけた。

 実は、逃げた一人を作業小屋にかくまっていたのはしのだった。公平ら兄弟は鉄兵に頼み、その労働者が脱出できるようにした。

 そしてラジオは、太平洋戦争突入を告げた。

 一方、「やすらぎの郷」では、菊村栄(石坂浩二)の携帯電話が、突然緊急地震速報を告げ、けたたましく鳴り響いた…。

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