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進化する天気予報…「伝え方」も進化しなきゃ!

 天気予報が進化しています。気象庁の発表する情報も、年々より分かりやすい伝え方が工夫されるようになってきています。今年の夏もいくつか変更されたものがありました。

 先日発表されたのは台風の進路予想について。進路を表す予報円が今後20%小さくなるということです。昨年から新しいスーパーコンピューターが運用されたことにより数値予報モデルが改良され、以前よりも精度よく予想されるようになったようです。

 また、この新しいスーパーコンピューターにより、気温の予想も改良されています。気象庁のホームページで19日から提供されているのが「2週間気温予報」。今まで気温の予想は7日間先までだったのですが、その先12日後までの気温の傾向が発表されるようになりました。

 ただ注意しなければいけないのは、発表される最高・最低気温は、前後2日間を合わせて5日間の平均気温だということ。つまり暑い日が長く続くときは気温が高い傾向がそのまま出るのですが、1日だけ極端に暑いもしくは寒いような日はなかなか数字に表れないのです。そんな気温予想ですが、熱中症対策や農作業など皆さんにも活用していただけるよう、必要に応じてテレビの気象情報でもお伝えしたいと思っています。

 さらに、今年から防災情報の伝え方も大きく変わっています。大雨警戒レベルです。これは、新たに判断基準ができたというわけではなく、これまでも発表されていた警報や土砂災害警戒情報、河川の氾濫危険情報、さらに避難情報といったさまざまな情報を、危険度に合わせてレベル1から5にレベル付けしたものです。情報が多過ぎて分かりにくかったものが、数字で表されるようになったので、より直感的に理解しやすくなったのではないでしょうか。

 予想や情報が進化しても、それを活用するのは私たち。私の天気予報でも、データや情報をそのまま伝えるのではなく、皆さんの行動につなげられるような気象情報を目指して、これからもお伝えしていきます。

 ■酒井千佳(さかい・ちか) 気象予報士、フリーアナウンサー。1985年5月18日生まれ。兵庫県出身。京大工学部建築学科卒業後、北陸放送、テレビ大阪での局アナを経て、2012年4月、フリーに転身。アナウンサー1年目に取得した気象予報士の資格を生かし、「Oha!4 NEWS LIVE」(日本テレビ系)、「おはよう日本」(NHK)に出演。現在は「Live News it!」(フジテレビ系)の「お天気コーナー」レギュラー。座右の銘は「為せば成る」。

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