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脱獄を繰り返し…ついに自由を手にした男の実体験! 「パピヨン」

 脱獄を繰り返し、ついに自由を手に入れたアンリ・シャリエールが実体験を書いた回顧録の映画化。1973年にスティーヴ・マックイーンとダスティン・ホフマンの共演で映画化された名作の再映画化で今回も力作。前作にはなかった投獄前のパリのエピソードを入れているのが新しい。上映時間133分。21日公開。

 1931年、仏のパリ。金庫破りのアンリ(チャーリー・ハナム)は胸に蝶の入れ墨があるので〈パピヨン〉と呼ばれる。暗黒街のボスの依頼で宝石を盗むが、恋人ネネット(イヴ・ヒューソン)のためにネックレスを着服して怒りを買い、ぬれぎぬを着せられて終身刑になる。仏領ギアナの流刑地に向かう途中、パピヨンは通貨偽造犯のルイ・ドガ(ラミ・マレック)と知り合う…。

 【ホンネ】ドガ役のマレックは、大ヒット作『ボヘミアン・ラブソディ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞。今回は小心で神経質な別人に変身している。準主役とも言えるのが果物のココナツ。獄中では活力の素になり、海流の確認に使われ、脱獄では大量に袋に入れて浮袋に。物は使いよう!(映画評論家・おかむら良)★★★★☆

 ★5つで満点

 ☆=星半分

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