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食道がんの手術に有効!ロボットアームの細くなった「ダヴィンチXi」 (1/2ページ)

 ロボット支援下手術(ダヴィンチ治療)は、ロボットアームの先端の医療機器が360度動き、患部を拡大して3D画像で映し出されるなど、精密な手術を行う医師にとっては、大変便利なツールと考えられている。消化器系のがんでは、胃がんが保険収載に向けた審査が行われているが、食道がん、肝がん、膵(すい)がんなど、さまざまな臓器に対する研究が進んでいる。

 「2015年に新たに導入した『ダヴィンチXi』は、従来機種と比べてロボットアームが細いので、食道がんの手術も行いやすいと思います」

 こう話すのは、ロボット支援下手術のオピニオンリーダー、藤田保健衛生大学病院総合消化器外科の宇山一朗教授。胃がんにおける腹腔鏡下手術の第一人者で、治療の発展のために2009年からロボット支援下手術を数多く行っている。その手腕を頼りに、今はまだ自費診療ながらも、ロボット支援下手術を希望する患者は後を絶たないという。

 「ロボットアームが太いと、細かい作業をするときに、アーム同士がぶつかりやすい欠点があります。食道は、肋骨(ろっこつ)の奥に位置し、2つの肺に囲まれた縦隔(じゅうかく)の中を通っています。食道がんの手術では、細かい作業が求められるので、新しい機種は役立つと考えています」

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