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《zak女の雄叫び お題は「山」》中高年の遭難増加…夏登山の必需品とは? (1/2ページ)

 スカッと晴れた青空に、緑のじゅうたん。自然の景観を楽しみながら体を動かせる夏のレジャーとしても魅力的な登山が近年、特に中高年に人気を集めているという。都内にも標高500~1500メートル程度の山がいくつもあり、この季節、シニアの登山者らでにぎわっている。だが、ブームの一方で、遭難者も増えているということをご存じだろうか。

 警察庁が公開しているデータによると、平成28年に全国で発生した山岳遭難は約2500件。計約3000人が遭難し、死者・行方不明者は300人以上にのぼる。10年前と比較すると、遭難件数は約1・8倍、人数は約1・6倍に増加しているという。

 「遭難」というと一般的には気象条件の厳しい冬山のイメージが強いが、夏山でも遭難は起きる。28年には7、8月の2カ月間で700人以上が遭難し、50人が帰らぬ人となった。こうした遭難者の半数以上が60歳以上という。

 遭難の理由で最も多いのは、「道迷い」だという。初心者はともかく、シニア世代では経験豊富な登山者も多いはずだが、なぜ、道に迷うのか。

 大学時代に山岳部に所属するなど、登山経験の豊富な夫に聞いてみると、彼も低い山で遭難しかけた経験があるという。一見、山道に見えるような踏み跡や標識のない分岐点、低山でも時折出現する険しい勾配-。こうした危険は、登山者の経験や山の標高にかかわらず登山ではいつも隣り合わせなのだという。

 まずは自分の経験、体力に合った山選びと、登山計画の作成が必須だ。「経験があるからといって、事前に地図を正確に読み込むなど、基本的な準備を怠れば遭難する可能性はある」と夫は言う。「自分は大丈夫」-そうした自信や油断こそが、最も危険なのかもしれない。

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