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誤嚥、難聴「年のせい」とあきらめずに相談を 荏原病院耳鼻咽喉科医長・木村百合香さん (1/2ページ)

★公益財団法人東京都保健医療公社 荏原病院耳鼻咽喉科医長 木村百合香さん

 東京都大田区東雪谷。閑静な住宅地に立つ荏原病院は、以前は「都立荏原病院」として親しまれた歴史のある病院だ。11年前、運営が現在の公益財団法人に移管されてからも、17の診療科と506の病床を持つ地域の中核病院として高度医療の提供に取り組んでいる。

 今年の春、ここの耳鼻咽喉科医長に就任した木村百合香医師は、耳鼻咽喉科の中でも特に「飲み込み」と「聴こえ」の機能改善を専門領域として臨床と研究に当たってきた経歴の持ち主。

 「誤嚥も難聴も“加齢”によるもの-と思われがちですが、中には別の理由から症状が起きていることもあります。また、治療やリハビリなど、医療的な取り組みによって機能が改善することもあるので、『年のせい』とあきらめずに相談してほしい」と語る。

 得意とする領域の中で、夕刊フジの中心読者層である中高年男性に多く見られるのは、突発性難聴やメニエール病、咽喉頭異常感症(のどの違和感)など。前の2つの疾患は早期で的確な診断と治療ができるかが予後を左右する。

 一方、のどの違和感は「メンタルのせい」と思われがちだが、時に腫瘍があったり、食道の炎症が原因となっていることもあるので、素人判断は禁物だ。「特に喫煙者は頭頸部がんのリスクが高いので要注意です」と木村医師は警鐘を鳴らす。

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