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スピード離婚……そのとき気になるお金の話 (3/3ページ)

 ■年金分配よりも養育費がネック

 次に、共働き夫婦の年金は分割の対象になるのか聞いた。

 「夫婦とも厚生年金に加入していれば、両者とも年金分割の対象です。差額は『ならす』とお考えください。専業主婦の場合は、年金分割の権利は、専業主婦の救済策であるため、『国民年金部分+年金分割によってもらえる分』となります。共働きの場合は、『国民年金部分+自分の厚生年金部分+年金分割によってもらえる分』です。差額をならすという考え方からすれば、年金分割によってもらえる分は減りますが、専業主婦と違って自分の厚生年金部分があります。結果として、もらえる年金額は専業主婦より多くなるため、共働きが不利ということはありません」(神尾さん)

 妻がパートや派遣社員などの形態で、夫の扶養の範囲内で働いている場合はどうなのだろう。

 「妻が厚生年金に入っていなくても、年金分割はできます。共働きで不利になりそうなものとしては、養育費が挙げられます。養育費は、基本的に両者の収入で決まりますので、親権をもちたい妻が働いていれば、その分養育費は減ります。ただ仮に、離婚時に働いていなかったとしても、『このぐらいは働けるはず』という見込み額で計算しますので、『養育費をもらうために仕事を辞めてやろう』というのはあまり意味がありません。また、残念ながら支払われないケースも多いので、自分で働いて余裕を作っておくというのが重要です」(神尾さん)

 短期間であろうがなかろうが、離婚の際にキーとなるのは子どもの有無といえるようだ。しかし、小さな子どもがいる場合、勤務時間の減少や、欠勤等の増加によって思うように働けないなど切実な問題もおこってくる。冷静に自分の状況を分析し、離婚するかどうか判断すべきだろう。

 「教えて!goo」では「あなたは離婚の危機を乗り越えたことはありますか?」ということで皆さんの意見を募集中だ。

 ●専門家プロフィール:神尾 尊礼

 東京大学法学部・法科大学院卒。2007年弁護士登録。埼玉弁護士会。刑事事件から家事事件、一般民事事件や企業法務まで幅広く担当し、「何かあったら何でもとりあえず相談できる」事務所を目指している。

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  • 復縁について 私40歳バツイチ、妻25歳、子供1歳7ヶ月の男の子がいて、先月から別居中です。
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