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見習うべき部分もあるドゥテルテ大統領 国益のため忠実に行動する姿勢 (1/2ページ)

 フィリピンのドゥテルテ大統領が来日した。「暴言王」と呼ばれるほど、お騒がせな人物だが、国民には圧倒的な人気があり、支持率は8、9割もあるという。

 検察官を10年間務めた後、南部の都市、ダバオの市長に転身した。憲法の多選禁止規定のため、下院議員や副市長を挟みながら、市長を計7期、22年間も務めた。

 その間、治安対策強化を推進し、犯罪で悪名高かったダバオを全国有数の安全な都市に変えた。この実績が高く評価されている。

 ダバオ市長時代には、家族旅行で日本に来たそうだ。戦後日本の経済協力を評価し、「私は安倍晋三首相のファンだ」と公言するなど、大の「親日家」と言われる。

 一方、中華人民共和国(PRC)を先週訪問し、南シナ海の領有問題に関するオランダ・ハーグの仲裁裁判所による裁定の棚上げを示唆し、多額の経済援助を取り付けた。PRCでの演説では「米国との経済、軍事上の決別」を宣言した。後に「米国依存からの決別」が真意と説明した。

 26日夜の岸田文雄外相との夕食会では、好物の和食と日本酒でもてなされ、「フィリピン国民は心から日本に感謝している。必ず恩返ししたい」と話したという。さらに、「よかったら来月も日本に呼んでくれ」と語るなど、終始ご機嫌だったようだ。

 正直言って、私には、ドゥテルテ氏が何を考えているのか分からない。フィリピンは自国の領土・領海を守るためにハーグ裁定を求めたはずだ。目先のお金で転んだのだとしたら情けない。

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