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真珠湾慰霊訪問は日米関係強固の総仕上げ 新時代を迎える可能性 (1/2ページ)

 謹賀新年。安倍晋三首相とオバマ米大統領は昨年末、ハワイ真珠湾をそろって慰霊した。真珠湾攻撃から75年を経た日米両国の「和解の力」が強調されたが、私は少し違う印象を持った。

 2012年12月、第2次安倍内閣の発足に、オバマ氏は間違いなく懐疑的な目を向けていた。「親中・親韓」の側近から、右翼的で要警戒とでも吹き込まれたのだろう。

 しかし、最近は米国側の「理解の力」が進み、両首脳はことあるごとに日米関係の重要性と強固さを訴えてきた。日米離反工作を継続する中華人民共和国(PRC)や韓国に「無駄だ」と理解させたいようだ。真珠湾慰霊訪問はその総仕上げに見えた。

 ドナルド・トランプ次期大統領の就任式は、20日に行われる。就任後も対中強硬姿勢は変化しないだろう。レーガン大統領がソ連を崩壊させたように、PRCの崩壊を目指す気かもしれない。他方、日米関係は一層強固なものになり、新時代を迎える可能性が高い。

 歴史を振り返れば19世紀半ば、ペリー艦隊による「砲艦外交」で、日米関係は幕を開けた。武力で脅迫され、1858年に調印したのが、日米修好通商条約である。

 日本に関税自主権はなく、米国に領事裁判権と片務的最恵国待遇を与える不平等条約だった。日本はその後も同様の不平等条約を、欧州の複数の国と締結している。

 明治の日本人は不平等条約を「国の恥」と捉え、解消に心血を注いだ。大日本帝国憲法の制定も不平等条約解消を目指した活動の中の1つである。通商の不平等は明治末期に解消された。

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