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谷垣禎一氏の政界復帰、安倍官邸にとっては両刃の剣に (1/2ページ)

 自民党の谷垣禎一・前幹事長がサイクリング中の転倒事故で入院してはや1年近く。本誌・週刊ポストはそのリハビリの様子をキャッチした。東京都内のリハビリ専門病院で食事をする姿を捉えた。食事の介助はなく、30分ほどかけて食事を終えた。表情にはリハビリに励む強い意志が宿り、「政界復帰は近い」との印象を受けた。

 ここに来て内閣改造を控えた官邸筋から仰天人事情報が流れ出した。次の内閣改造で谷垣氏を副総理に起用する案が検討されているというのだ。

 その背景にあるのが、ライバル不在の安倍晋三首相の前に立ち塞がるように存在感を強めている麻生太郎・副総理兼財務相の動向だ。

 今年5月には麻生派と山東派、谷垣派の一部が合流することで合意し、7月の都議選後に約60人の新派閥を立ちあげる。最終的には、もともと谷垣氏が所属していた宏池会(岸田派)と合併して分裂している保守本流派閥・宏池会を再結集し、100人規模の「大宏池会」を作って安倍首相の出身派閥である細田派(96人)に対抗する構想だ。

 それに対して、合流に慎重な谷垣氏を副総理として重用し、麻生氏を牽制しようというのが狙いとされる。

 しかし、安倍官邸にとって谷垣氏の政界復帰は“両刃の剣”でもある。もともと谷垣氏は自民党リベラル派の“大将格”で、タカ派の安倍首相とは政治思想が対極に位置する。

 党内で加計疑惑の文科省文書を「再調査すべき」と最初に声をあげ、「あせらず、いばらず、うかれず、えこひいきをせず、おごらずの“あいうえお”の5文字を贈りたい」と安倍首相を批判した中谷元・元防衛庁長官は谷垣側近で、派内には安倍批判派が多い。ジャーナリスト・藤本順一氏はこう見る。

NEWSポストセブン
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