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“神通力”弱まる菅氏中心「官邸チーム」、進次郎氏の官房副長官抜擢で反撃か 屋山氏「首相の責任が大きい」 (1/3ページ)

 安倍晋三政権が、袋小路であえいでいる。学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題と、南スーダンPKO(国連平和維持活動)の日報隠蔽問題で、衆参予算委員会の閉会中審査に臨んだが、疑惑払拭には至らなかったのだ。勢いづく野党と左派メディア。2012年の政権奪還以来、菅義偉官房長官を中心に鉄壁の危機管理を誇ってきた「官邸チーム」だが、神通力に陰りが見える。起死回生策としては、小泉進次郎衆院議員を官房副長官に抜擢(ばってき)し、反撃に転じるしかない。

 「首相が昨日、国会で答弁した通りだ」

 菅氏は26日の記者会見で、安倍首相が加計学園の学部新設計画を把握した時期を「1月20日」とした不可解さを追及され、こう繰り返した。この様子は、ニュースやワイドショーで何度も流された。

 日報問題では、稲田朋美防衛相が、陸上自衛隊側からデータ保管の事実を伝えられた際のやりとりを記した「手書きメモ」の存在が報じられた。

 菅氏は会見で、「今、防衛省の中で調査している。そこをしっかり調査すべきだと思う」などと、苦しい説明に追われた。

 安倍官邸の安定は、危機管理や霞が関のコントロールで定評があった菅氏の存在が大きかった。2012年12月の第2次安倍内閣発足以降、安倍首相はほぼ毎日、菅氏と3人の官房副長官、今井尚哉政務秘書官による「正副官房長官会議」を開き、意思疎通を図ってきた。

 ところが、「森友・加計問題」の発覚以降、官邸チームの一糸乱れぬ対応は乱れ、どこか精彩を欠いている。先の閉会中審査の是非をめぐっても、チーム内の意見が分かれたという。

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