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《zak女の雄叫び お題は「猛」》「優しいおまわりさん」が窃盗で猛省? 法廷で涙 (1/2ページ)

 「究極のところ、警察もマスコミも目的は社会正義の実現や」

 警察担当記者として走り回っていた20代のころ。取材していた警察幹部から繰り返し聞かされた言葉だ。当時は「社会正義」というスケールの大きい言葉に少々、大げさな印象を抱いた。だが、年を重ねるにつれ、その言葉の意味や重みをだんだんと感じるようになっていった。

 だからこそ、社会正義を守る立場の警察官自らが、犯罪に手を染める事件が起こるたびに深い落胆を感じずにはいられない。

 「私の身勝手な行動で警察への信用をなくした。本当に申し訳ないことをしてしまったと思う」

 Tシャツにジャージー姿、黒の短髪で体格のよい被告の男(25)は、大阪地裁で開かれた窃盗事件の公判で、被害者への謝罪と自身の過ちを悔いる言葉を口にした。事件当時、男は大阪府警貝塚署の警察官。今年1、4月、大阪府貝塚市の80代の男性宅で計500万円を盗んだ窃盗の罪に問われた。

 当初、窃盗事件の捜査で男性宅を訪れ、多額の現金が家にあることを把握。その後、忘れ物を取りに男性宅に戻って200万円を盗んだほか、「現場指紋の採取のため必要だ」などと嘘を言って、さらに300万円を盗んでいた。警察官に対する信頼を逆手にとった悪質な事件だ。

 「警察学校を卒業してボーナスが出たのを機にスロットにはまり、抜け出せなくなった」

 男は公判でこう供述した。消費者金融などで借金もふくらんだ。昨年夏の時点で、約750万円の奨学金以外に借金は約200万円に上っていたという。

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