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【鈴木哲夫の核心リポート】地味過ぎる内閣改造…安倍首相が仕掛けた“逆サプライズ” 支持率回復へ首相側近「頭を下げた姿見せても限界ある」 (1/2ページ)

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 「国民の皆様から大きな不信を招く結果となり、改めて深く反省し、おわび申し上げたい」

 安倍晋三首相は3日、内閣改造後の記者会見で、「加計学園」問題や、南スーダンPKO(国連平和維持活動)部隊の日報問題などで国民に対して陳謝し、何と約8秒間も深々と頭を下げた。異例のことだ。そして、「最優先すべきは経済の再生」と強調し、改造内閣を「結果本位の『仕事人内閣』」と説明した。

 自民党ベテラン議員は、今回の内閣改造を「サプライズなしという、サプライズ」と表現した。

 安倍内閣の支持率低下は深刻を極め、一部マスコミの調査では「危険水域」と呼ばれる30%をついに切った。そうしたなかで、内閣改造は反転攻勢の手掛かりをつかみたい。新人や意外な顔ぶれ、民間からの抜擢(ばってき)など、どんなサプライズがあるかが注目されていた。

 ところが、安倍首相が選んだ顔ぶれは、ほとんどが閣僚経験者で、一言で言えば「地味」。いわば逆サプライズだ。

 「今度の改造は『下がった支持率を上げるのが目的』だと、国民にはバレている。そこへきて、人気の小泉進次郎衆院議員や、女性議員を入れたら姑息(こそく)に見えてしまう。そこで、安倍首相は逆の発想をした。『真面目にしっかり仕事をします』と、あえて閣僚経験者をそろえたということだ。実は、伊吹文明元衆院議長に7月早々、文科相を打診していたのが明らかになったが、これこそ象徴的だ」(前出ベテラン)

 「反安倍」を掲げる野田聖子総務相の起用がやや効いたのか、マスコミ各社の世論調査で支持率は多少上がり、「安倍人事の狙いが的中し、何とか最悪を食い止めた」(同ベテラン)ということか。

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