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議論は平行線…河野氏、日韓外相会談で「慰安婦合意」履行を要請

 河野太郎外相は7日、韓国の康京和外相とフィリピン・マニラで会談した。慰安婦問題の記念日制定や博物館建設を目指す韓国の文在寅政権に対し、朴槿恵政権時代に結んだ2015年末の日韓合意を履行するよう求めた。「合意の実施は大切だ」と伝えた。両氏は、未来志向の関係を築く必要があるとの認識で一致した。

 韓国側によると、康氏は日韓合意について「韓国国民の大多数が受け入れられずにいるのが現実だ」と主張。日韓合意の成立経緯を検証する作業部会を発足させたことも強調した。慰安婦問題の議論は平行線をたどった形だ。河野氏としては、韓国から歩み寄りを引き出せるかが今後の課題になる。

 3日の内閣改造で外相に就任した河野氏が、日韓外相会談に臨むのは初めて。「韓国は戦略的利益を共有する大切な隣国だ。幅広い分野で協力を進め、新しい時代の日韓関係を築きたい」と呼び掛けた。康氏は慰安婦問題を念頭に「頻繁に緊密に連携し、知恵を出し合って賢く乗り越えることが非常に大事だ」と指摘した。

 両氏は北朝鮮の核・ミサイル問題に関し、緊密に協力する考えで一致した。北朝鮮に引き続き圧力を加える必要性があるとの認識も共有した。

 河野氏は自身の歴史認識に関し「安倍晋三首相の戦後70年談話と、岸田文雄外相時代に確認した日韓合意に尽きる」と説明したとみられる。(共同)

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